Scala

MarkdownベースのドキュメンテーションツールParadoxを使ってみた

最近AkkaやAlpakkaなどのドキュメントで使われているLightbend製のParadoxというドキュメンテーションツールを試してみました。 *1 github.com 使い方はドキュメントを見ればわかると思いますが、要点だけまとめておきます。 はじめの一歩 Paradoxはsbtプラ…

PredictionIO Meetup #2 に参加してきました

先日弊社のオフィスでPredictionIO Meetup #2が開催されるとのことだったので見物に行ってきました。 d-cube.connpass.com コミッタの菅谷さんの発表資料が公開されていたので貼っておきます。 PythonはPySparkとPy4Jがとにかくつらいという話でした。今検討…

Play 2.6の新機能

Play 2.6のドキュメントにある「What’s new in Play 2.6」からScalaに関する部分をざっと日本語にしてみました。 https://www.playframework.com/documentation/2.6.x/Highlights26 細かい部分はマイグレーションガイドも見ないとダメそうですね。こちらはか…

Akka Streams用のElasticsearchコネクタを作ってみた

github.com 元々はAlpakkaにプルリクしていたのですが、取り込んでもらうのに時間がかかりそう or 取り込んでもらえるかわからない感じなので自分で使う用に別リポジトリで単独のライブラリとして公開しました。Maven Centralにもpublishしてあります。 Elas…

Scalatra 2.5.1をリリースしました

Scala用のSinatraライクなWebフレームワークScalatraの最新バージョン2.5.1をリリースしました。 github.com 今回は主に2.5.0で入ったSwagger 2.0サポートの改善やバグ修正がメインとなっています。特に@jb08氏には多くのフィードバックをいただきました。あ…

Scala福岡 2017に参加します

7月29日(土)に福岡のヌーラボさん本社オフィスで開催されるScala福岡 2017に参加させていただくことになりました。 scala.connpass.com セッションでは最近コミッタになったApache PredictionIOについてお話しさせていただきたいと思います。概要は以下の通…

PredictionIOで使用するSpark等のバージョンを変更する

PredictionIOはデフォルトでは以下のバージョンを使用します。 Scala 2.10.6 Spark 1.6.3 Hadoop 2.6.5 Elasticsearch 1.7.6 Scalaのバージョンはともかく、Spark(ストレージにElasticsearchを使用する場合はElasticsearchも)のバージョンがかなり古いのが…

Scala製の機械学習サーバApache PredictionIOを使ってみよう

PredictionIOはSparkを中心としたJVMベースの機械学習アプリケーションを開発・運用するために必要なミドルウェアやフレームワークなどを統合的に提供するもので、開発者はPredictionIOのフレームワークに従ってエンジンを作成することで、機械学習を使用し…

Apache PredictionIOのコミッタになりました

Apache PredictionIOはSpark MLlibを中心に、学習データやモデルデータを格納するためのストレージ、機械学習を利用したアプリケーションを定型的に開発するためのフレームワーク、作成したアプリケーションをWebサービスとしてデプロイする機能などを提供す…

Scala用のタイプセーフなSQLビルダを作ってみた

Scalaには様々なデータベースアクセスライブラリがありますが、Scalaの型安全性を活かしたクエリビルダはコンパイル時にクエリの間違いを検出することができるため非常に有難いものです。しかし、私見ですが、タイプセーフなクエリビルダは歴史あるトピック…

Play2ハンズオンがScalikeJDBCにも対応しました

これまでPlay2 + Slickの組み合わせで提供していたPlay2ハンズオンですが、社内でもScalikeJDBCの利用が増えてきたこともあり、Play2 + ScalikeJDBCの組み合わせにも対応しました。 github.com また、あわせてこれまでGitHubのリポジトリにMarkdownファイル…

IntelliJのScalaプラグインでケースクラスのパラメータのインデントが深すぎるのを回避する設定

IntelliJでScalaを書いている時にいつもイラッとするのがケースクラスのパラメータのインデントです。こういうコードが… case class Person ( name: String, age: Int ) 自動的にこのようになってしまいます。 case class Person ( name: String, age: Int )…

ScalaMatsuri 2017に参加しました

今年もお台場で開催されたScalaMatsuri 2017ですが、今回はスポンサーとしてだけではなく、個人でスピーカーとしても参加させていただき、Scala Warriorについてお話しさせていただきました。 Scala Warrior and type-safe front-end development with Scala…

Playでいい感じにZipkinするライブラリを公開しました

PlayでZipkinでトレースするライブラリには以下のようなものがあるのですが、どれも用途が限られていたり、Playとのインテグレーションが不十分だったりします。 akka-tracing zipkin-futures そんな背景もあり、同僚がPlayでいい感じにZipkinを利用できるよ…

GitHubをパトロールするためのWebアプリを作ってみた

GitHubのトップページではウォッチしているリポジトリのアクティビティがタイムラインのように表示されるのですが、ウォッチしているリポジトリ数が多いと見落としてしまいがちです。そこで、自分がウォッチしているリポジトリの中から選択したリポジトリの…

シンプルなScala用ビルドツール「cbt (Chris's Build Tool)」を試してみる

Slickのコミッタとして有名なJan Christopher Vogtさんが作っているcbt (Chris’s Build Tool) というScala用のビルドツールがあります。*1 github.com 昨年参加したScala Days NewYork 2017でもセッションがあり、興味本位で参加したのですが、sbtのdisなど…

Scala Days 2017のタイムテーブルが公開されました

ここ数年は毎年アメリカとヨーロッパで開催されているScala Days、一昨年はサンフランシスコとアムステルダム、昨年はニューヨークとベルリンでしたが今年はシカゴとコペンハーゲンで開催されるようです。 www.lightbend.com 以下、シカゴとコペンハーゲンそ…

giter8テンプレートの作り方

giter8の復活 その昔、Scala世界にはgiter8というツールがありました。GitHub上のテンプレートプロジェクトをベースにプロジェクトを作成できるというなかなか便利なものでしたが、初期の頃はWindowsでの利用に問題があったり、Typesafe Activatorという用途…

Scala用のDIライブラリAirframeを試してみた

ScalaではJavaと違ってDIコンテナの必要性を感じることがあまりないのですが、フレームワークを作っているとユーザコードにフレームワークが提供するコンポーネントを供給したり、フレームワーク自体を拡張するための拡張ポイントを提供するためにDIコンテナ…

Scala用のREST APIフレームワークResty 0.0.5をリリースしました

Scala用の超シンプルなREST APIフレームワークとしてRestyというものを作っています。 takezoe.hatenablog.com github.com 前回ブログで書いてからちょこちょこいじりつつバージョンアップを重ねているので、前回のブログで紹介できなかった機能や、これまで…

RestyというScala用のREST APIフレームワークを作ってみました

GitHubリポジトリはこちら。 github.com なぜ作ったのか? Scala業界のフレームワークは関数型的なアプローチのものが主流になっています。これらのフレームワークはノンブロッキングI/Oや並列処理をうまく扱うことができますが、本質的な複雑さをもたらしま…

Scala 2.12に対応したScalatra 2.5がリリースされました

ここしばらく作業をしていたScalatra 2.5が先日無事リリースされました。 Scalatra 2.5.0 released, with Swagger 2.0, Scala 2.12 support, and many other changes. Get it while it's hot! https://t.co/1Dcf3rmdme— Scalatra (@scalatra) November 21, 2…

市ヶ谷Geek★Nightで「Scalaによるタイプセーフなフロントエンド開発」という発表をしました

普段フロントエンド開発は若者に丸投げしているバックエンドおじさんですが、ここのところScala Warriorを開発するためにScala.jsを触っていたということもあり、お声がけいただいてScala.jsの紹介をさせていただきました。 ichigayageek.connpass.com 発表…

ScalaでタイプセーフにCSSを記述できるScalaCSSを使ってみる

Scala Warriorではユーザが入力したコードを実行する目的でScala.jsを使っているのですが、せっかくScala.jsを使っているのでフロントエンドもできるだけScalaで書いてみようと思い、ScalatagsやScalaCSSなどを試しています。今日はScalaCSSについて紹介して…

はてな × BizReach合同Scala勉強会を開催しました!

Scala関西 Summit2016の翌日、京都のはてなさんオフィスに伺わせていただき弊社とはてなさんの合同Scala勉強会を開催しました。 今回はクローズドな勉強会ということで普段あまり外には出せないようなリアルな悩みなどもご相談させていただいたのですが、当…

Scala Warriorをリリースしました

昨年から密かに作り続けていたScala WarriorというWebアプリケーションをScala関西 Summit2016にあわせてリリースしました。 github.com これはRuby WarriorにインスパイアされたScala学習用のゲームで、Scalaコードを書いて侍を操作しステージをクリアして…

Scala関西 Summit2016に参加してきました

10月8日(土)大阪で開催されたScala関西 Summit2016にスポンサーとして参加させていただきました。 summit.scala-kansai.org 私自身は前職時代を含めここ4年ほどはScalaで仕事ができるようになっていますが、日本だけでなく世界的に見てもScalaの普及度とい…

第十七回 #渋谷java でScalaのマクロの紹介をしました

最近Scalaのライブラリを作っていて自分でマクロを書く機会があったのでScalaのマクロを簡単に紹介をしてみました。発表資料はこちらです。 Macro in Scala from takezoe www.slideshare.net Lispはプログラム=データ構造なのでデータを操作する感覚でマク…

Akka Typedを試してみる

MEAPが開始してから丸4年、Akka in Actionがようやく完成したそうです。 Received my first copies today, #akka in action is finally finished and rolling of the press! pic.twitter.com/nx1UmBRUwl— Ray (@RayRoestenburg) September 18, 2016 完成版の…

Scalaでコンパイル時にSQLをバリデーションするマクロを作ってみた

以前からscala-jdbcというScala用のシンプルなJDBCラッパーを作っています。 github.com このscala-jdbcにコンパイル時にSQLのバリデーションを行うためのマクロを追加してみました。 たとえば以下のように少し間違ったSQL(カラム名の後ろに余計なカンマが…

Scala関西 Summit 2016に参加します

来る10月8日(土)に大阪で開催されるScala関西 Summit 2016ですが、弊社もスポンサーとしてサポートさせていただいています。 summit.scala-kansai.org スポンサーセッションでは「Play2+SlickだけじゃないScalaのWeb/DBフレームワーク事情」という発表をさ…

blocking−slickで大体Slick2と同じメソッドが使えるようになりました

先日からblocking-slickというSlick3にSlick2風のブロッキングAPIを追加するライブラリを作っています。 github.com 基本的にはQueryオブジェクトにimplicit conversionで同期実行用のメソッドを生やすという方式で実装していたのですが、更新系のメソッドが…

Slick3用のブロッキングAPIを作ってみました

github.com なぜ作ったのか? 事の発端はSlickのこのイシューです。 github.com GitBucketはServletベースということもあり、Slick3のDBIOは非同期実行のメリットが得られないのに複雑さだけが劇的に向上してしまうこと、プラグイン開発者にもモナディックな…

Akka HTTPでJacksonを使ってJSON変換をする

Akka HTTPではspray-jsonを使用するモジュールが提供されており、これを使用することでJSONで受け取ったリクエストをオブジェクトに変換したり、戻り値として返却したオブジェクトをJSONとしてレスポンスすることができます。 takezoe.hatenablog.com が、sp…

HystrixをScala / Playアプリケーションから使ってみる

前回はHystrixの簡単な紹介を書きました。 takezoe.hatenablog.com HystrixはJavaライブラリなのでもちろんScalaからも使うことができるのですが、そのままだと若干Scalaからは使いにくい部分もあります。今回はScala(主にPlay Framework)でHystrixを使う…

ScalaCheckでケースクラスを生成するジェネレータの作り方

先日社内勉強会でJavaでのプロパティベーステストライブラリとしてjunit-quickcheckが取り上げられていました。 今週の社内勉強会は「やる夫と学ぶプロパティベーステスト」だった。junit-quickcheckが紹介されてたんだけど確かに日本語情報少ない。ScalaChe…

Akka HTTPでJSONを使ってみる

Akka HTTPの入門についてはセプテーニさんのこちらの記事がわかりやすいです。 labs.septeni.co.jp APIサーバにAkka HTTPを使ってみようかなぁと思っているので試しにリクエスト、レスポンスにJSONを使うのをやってみました。spray-jsonを使うモジュールが用…

IntelliJのScaladocのインデントの設定

以前書いたIntelliJのScaladocのインデント設定ですが… takezoe.hatenablog.com IntelliJとScalaプラグインをバージョンアップしたら場所が変わっていました。以前の設定も引き継いでくれないみたいです。 「ScalaDoc」タブの「Use scaladoc indent for lead…

Scala用のシンプルなJDBCラッパーを作ってみた

以前からちょっとしたものを作るときに便利なIO関連のユーティリティをまとめたScalaライブラリを作っていたのですが、最近ScalaのIOライブラリはbetter-filesがよさげなのでこちらに乗り換えるのがいいかなと思ったところ、自作ライブラリにあるJDBC周りの…

Scala Days 2016 NewYork 3日目

Scala Days3日目です。体力の限界を感じておりまさに瀕死です。今日こそはサイバーエージェントさんより先にブログを公開するんだと頑張って書こうと思っていたのですが意識を失ってしまいました。 Spark 2.0 今日のキーノートはDatabricks社のCTOであるMate…

Scala Days 2016 NewYork 2日目

ニューヨーク寒いです。今日もサイバーエージェントさんに負けずに参加したセッションを紹介したいと思います。 Introducing the Scala Center 今日はHeatherさんのキーノートから始まりました。 Scala CenterはScalaの教育コンテンツの開発とオープンソース…

Scala Days 2016 NewYork 1日目

ニューヨークへの12時間のフライトに耐えてScala Days 2016にやって来ました! 昨年のサンフランシスコはのどかな雰囲気でしたが、ニューヨークの都会感がすごいです。 初日は昨年と同じく夕方からOdersky先生のキーノートで開始しました。Scalaの今後の展望…

Scalaのコンパクトな便利ライブラリ「Hamsters」を調べてみた

最近HamstersっていうScalaライブラリを発見しました。関数型っぽいコンテナや機能を提供するものなのですが、非常にコンパクトでなおかつ関数型プログラミングに慣れていなくても簡単に使えるというものです。 github.com 使い方はREADMEを見ればだいたいわ…

サーキットブレーカー付きの非同期RESTクライアントを作ってみた

Lagomを触っていて、サーキットブレーカー付きのHTTPクライアントがあるといろんなフレームワークと組み合わせて使えて便利かも、と思ったのでScala用のものを作ってみました。 github.com RESTクライアントとしての基本的な使い方はこんな感じ。 import res…

Akka Persistenceでメッセージの到達保証をしてみる

前回はAkka Persistenceでアクターの状態を保存するということをやってみましたが、今回は「メッセージを永続化することでメッセージがアクターに到達することを保証する」ということをやってみたいと思います。 アクターはこんな感じになります。 class Sam…

Akka PersistenceでActorの状態を保存する

まずはbuild.sbtにこんな感じの依存関係を追加します。Akka Persistenceの永続化部分はプラグイン形式になっており、永続化するストレージを選択できるようになっているのですが、Akkaのサンプルに従ってLevelDBを使うことにします。 libraryDependencies ++…

quillでクエリを条件分岐してみる

先日少し試してみたquillですが、クエリを動的に変更したい場合がちょっと面倒です。マクロで処理されているためあまり自由度がなく、以下のようにfilterの条件を分岐させることはできるのですが、Slickのようにプログラムでクエリを自由に組み立てるという…

Scalaの新しいデータベースアクセスライブラリ「quill」を試してみた

Slickがモナドの世界に旅立ってしまったので、Slick3への移行を進めつつ他のデータベースアクセスライブラリの動向からも目が離せません。 同期的に実行可能なデータベースアクセスライブラリとしてはScalikeJDBCが使いやすそうなのですが、Slickのタイプセ…

TIS前出さんのインタビュー記事が公開されました

以前アットウェアさんのブログで「Scala先駆者インタビュー」という企画でインタビューをしていただいたのですが、次のゲストをリレー形式で紹介するということでTISの前出さんをご紹介させていただきました。TISさんのオフィスで行われたインタビューに同席…

第二回Reactive System Meetup in 西新宿でSlick3について話してきました

昨日西新宿のTISさんオフィスで開催された第二回Reactive System Meetup in 西新宿でSlick3について話してきました。 reactive-shinjuku.connpass.com 発表資料はこちらです。ところどころSlickディスになってしまい大変申しわけありませんでした。 Reactive…