Scala

Scala関西Summit 2018に参加しました

11月10日(土)、11日(日)の2日間に渡り大阪で開催されたScala関西Summit 2018に参加してきました。 GitBucket sponsors Scala Kansai Summit 2018! #scala_ks #gitbucket pic.twitter.com/0Kk3gIeeHT— Naoki Takezoe (@takezoen) 2018年11月10日 上記のツイー…

Scalafixで未使用のインポート文を削除する

Scalaで未使用のインポート文を自動で消せないかという話があり、Scalafixだとできそうだったのでやってみました。 github.com ドキュメントに書かれている通りでいけるのですが、手順をまとめておきます。 まずはproject/plugins.sbtにsbtプラグインを追加…

実践Scala入門

「実践Scala入門」を技術評論社さんからお送りいただきました。Scalaの入門書というとコップ本を思い浮かべる方が多いと思いますが、下のツイートでも書いている通りこの本はかなりコンパクトです。 技評さんから実践Scala入門をお送りいただきました。あり…

sbtサーバとRustで書かれたsbtクライアント

Scalaのビルドツールsbtには1.xからLanguage Server Protocol 3.0に対応したサーバモードが実装されており、常駐させたサーバに別プロセスから接続してコマンドを実行することができます。サーバモードはIDEやエディタプラグインのために実装されたものだと…

SalesforceのScala製AutoMLライブラリ「TransmogrifAI」を触ってみた

AutoMLはこれまで専門のエンジニアを必要としていたような機械学習の処理を自動化し、誰でも機械学習を利用できるようにするという分野です。PythonだとTPOTなどのライブラリが存在しますが、先日Salefsforce社からScala + SparkベースのAutoMLライブラリが…

AirframeのFinagleサポートを試してみる

AirframeはScala向けのDIコンテナを中心とした様々な便利機能を提供するプロジェクトなのですが、最近airframe-httpとairframe-http-finagleというモジュールが追加され、Finagleを使ったWebアプリケーションを簡単に作れるようになったので感じを掴むために…

Scaladocを実行時に読み取れるようにするコンパイラプラグイン

ScalaベースのフレームワークでクラスのメタデータからSwaggerなどを生成できるものがあるのですが、専用のアノテーションやオブジェクトを使って情報を記述しておく必要があり、特にパラメータの説明などはScaladocに書いたものをそのまま使えればいいのに…

SlickでStackOverflowErrorが発生する場合の対処法

GitBucketに以前からGitBucketのバッシュレポートでStackOverflowErrorが発生するというバグレポートが上がっていたのですが、最近直接の知り合いからも言われたので重い腰を上げて修正にトライしてみることにしました。 github.com 原因は以下のようなコー…

Akka StreamsのElasticsearchコネクタでupdateやdeleteもできるようにした

AlpakkaにはElasticsearch用のコネクタも含まれていて、これは元々自分がコントリビュートしたものなのですが、これまではFlow/Sinkによるバルク書き込みはindexとupsertにしか対応していませんでした。また、1つのストリームでindexとupsertを混ぜることも…

Akka Streamsで巨大なXMLをストリーム処理する

Akka Streams用のコネクタを提供するAlpakkaにはXMLサポートも含まれており、XMLの読み込み・書き込みを行うためのFlowやSinkを利用することができます。 しかし読み込みはXMLのパースイベントをストリームするだけなので、実際には下流の処理で状態を管理し…

AWS Kinesisからの読み込みをAkka Streamsで行う

Akka Streams用の様々なコネクタを提供するAlpakkaですが、もちろんAWS Kinesis用のコネクタも含まれています。 しかし、書き込むためのFlow/Sinkは普通に使える感じのものなのですが、読み込むためのSourceはライセンスの問題からKCLを使ったコネクタを取り…

GraphQLスキーマからCRUDを自動生成できるPrismaについて

Prismaは、様々なデータベースをバックエンドにGraphQLのスキーマからCRUDを行うためのエンドポイントを提供するプロキシとして動作するミドルウェアです。最近$4.5Mの資金調達をしてちょっとだけ話題になりました。 www.prisma.io Prismaが提供するソフトウ…

PlayのRedisプラグインあれこれ

PlayのCache APIのバックエンドにRedisを使えるようにするプラグインがあり、以前はTypesafe社によってメンテされていたのですが、現在はメンテナンスが停止してしまっています。 github.com このプラグインはバックエンドにJedisとJedisのScalaラッパーであ…

Apache PredictionIOとApache Zeppelinを組み合わせてみる

Apache PredictionIOとApache ZeppelinはどちらもApache Software Foundationのプロジェクトです。PredictionIOはSparkML / MLlibベースの機械学習アプリケーションを開発・運用するためのプラットフォームを提供するもので、ZeppelinはSpark / SparkSQLを使…

Twilio社がOSS化したScala用SwaggerコードジェネレータGuardrailを試してみる

先日のScalaMatsuri 2018でTwilioの方が発表されていた、SwaggerからAkka HTTP用(http4sにも対応している)のコードを生成するコードジェネレータがGitHubで公開されていました。 github.com 発表を聞いていて良さげな感じだったのでちょっと試してみました…

ScalaDays 2018 NewYorkの気になるセッション

ScalaDays 2018 NewYorkのタイムテーブルが公開されていましたので、完全に個人的な趣味で気になるセッションを列挙してみたいと思います na.scaladays.org Type-driven Development (Workshop) カンファレンスの前日と前々日行われるワークショップでは「Ty…

GitBucketに見る長期的なメンテナンスの必要なScalaアプリケーションにおいてScalaのバージョンアップのために留意しておくべきこと

Scalaのバージョンアップはなぜ大変なのか? GitBucketはもうかれこれ5年近く開発を継続しており、Scalaのメジャーバージョンアップも何度か経験してきました。ScalaのバージョンアップはJavaと比べるとかなり苦労することが多いのですが、それはScalaのバー…

akka-http-sessionによるセッション管理

Akka HTTPはプリミティブなHTTPツールキットであり、標準ではセッション管理の機能を持っていません。Akka HTTPにセッション管理機能を追加するためのライブラリとしてSoftwareMill社が開発しているakka-http-sessionというものがあります。 github.com この…

GitBucketで使っているSlick用のちょっとした便利機能

GitBucketではずっとSlickを使っているのですが、クエリを簡単に記述するためにちょっとした便利機能を追加しています。 1つめはこんな感じのエクストラクタ。以前吉田さんにTwitterかなにかで教えてもらったもの。 object ~ { def unapply[A, B](t: (A, B))…

スケーラブルで冗長性のあるGitサーバをどう作るか?

GitBucketでの長年の課題の1つがGitリポジトリのスケールアウトと冗長化でした。Gitリポジトリを格納するストレージに分散ファイルシステムを使うというのは1つの解決策になりますが、分散ファイルシステムの運用はなかなか大変です。もっと手軽に使い始めて…

Scala向けの高速ビルドツールBloopについて

少し前にScala CenterからBloopというビルドツールがアナウンスされました。 github.com 実際に動かしてみたわけではないのですが、READMEやソースコードなどからどのようなものかは大体掴めるので簡単にまとめておきます。興味のある方は是非試してみて欲し…

教養としてのScala勉強会に参加しました

会社の若者たちがScalaの勉強会を開催していたので私もお呼ばれして参加してきました。 d-cube.connpass.com 私は「頑張りすぎないScala」という発表をさせていただきました。 頑張りすぎないScala from takezoe www.slideshare.net これはScala関西で発表…

Scalaで型クラスをメタプログラミングできるライブラリMagnoliaを使ってみる

MagnoliaはScala界隈ではおなじみのJon Prettyさん作のライブラリで、簡単に言うとケースクラスに対する型クラスのインスタンスを生成するためのマクロを簡単に実装できるライブラリです。Play-JSONのReads、Writes、Formatなどのマクロなどを簡単に作れるも…

Scala eXchange 2017に参加してきました

ロンドンで開催されたScala eXchange 2017でGitBucketのLTをさせていただきました。スライドは以下になります(口頭で話した部分を付け足すなどちょっと修正してあります)。今回もいろいろ反省が多く、修行しなくては…という感じでした。 GitBucket: Git Ce…

Apache PredictionIOのインストール方法(バイナリディストリビューション版)

Apache PredictionIOのハウツーについては以前以下の記事でインストール方法からテンプレートを使ったレコメンドAPIのデプロイまでを紹介しました。 takezoe.hatenablog.com 当時のPredictionIOはインストールするにはソースからビルドするべしというかなり…

GitHubのスター数で見るScalaのDBアクセスライブラリ

吉田さんがこういう記事を書いていたので真似してデータベースアクセスライブラリ版を書いてみました。 xuwei-k.hatenablog.com 2009年からのグラフですが、トップ5のスター数の推移はこんな感じ。 slick/slick ★1930 github.com 相変わらずの一番人気。この…

ScalaのシンプルなテスティングライブラリMinitestを使ってみる

Twitterで以下の記事を見てMonixの開発用に作られたというMinitestというテスティングライブラリの存在を知りました。 alexn.org GitHubのリポジトリはこちらです。 github.com ScalaのテスティングライブラリというとScalaTestとSpecs2が双璧ですが、Minite…

Scalatra 2.6.0をリリースしました

Scala用のSinatraライクなWebフレームワークScalatraの最新バージョン2.6.0をリリースしました。 github.com 今回は新しいバリデーションフレームワークとしてscalatra-formsが追加されました。これは元々GitBucketで使用していたものをScalatra本体の1モジ…

次期Scalatraのバックエンドとしてのhttp4s

Scalatraの次期バックエンドをhttp4sにしようという計画は数年前からありつつ中々進んでいなかったのですが(ブランチに途中まで試みたと思われる残骸があるのですが、そもそもScalatraの開発自体が停滞しており絶賛放置されていました)、そろそろやってみ…

ScalaIO 2017に参加してきました

11月2日、3日にフランスのリヨンで開催されたScalaIO 2017にスピーカーとして参加してきました。このエントリでは参加したセッションの中から印象に残ったものを紹介したいと思います。 Compiling like a boss! Scalaで分散コンパイルによるコンパイル速度の…