Galeonをインストール

KNOPPIX 3.2にGNOMEをインストールしたのでGNOME用アプリが使えるようになりました。
まずはGaleon 1.3.11aをインストールしてみます。Galeonのソースアーカイブに含まれているドキュメントを参考にまずMozilla 1.4.1をソースからビルド…する前にMozillaのビルドに使用されるxpidlというコマンドが/usr/local/libにあるlibIDL-2.so.0を必要としているようですが、/usr/local/libはライブラリのサーチパスに含まれていないため一時的に環境変数を設定しておきます。


$ LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/lib
$ export LD_LIBRARY_PATH
MozillaはGtk2を使うようにconfigureします。また、KNOPPIX 3.2にはもともとMozilla 1.3がインストールされているので1.4.1はopt配下にインストールすることにします。

$ ./configure --prefix=/opt/gnome --enable-default-toolkit=gtk2 --disable-debug
$ make
# make install
次にGaleonをビルド。これもとりあえずopt配下にインストール。

$ ./configure --prefix=/opt/gnome
$ make
# make install
GNOMEと違う場所にインストールした場合は以下を行なう必要があるらしい。ルートで実行。

# bonobo-activation-sysconf --add-directory=/opt/gnome/lib/bonobo/servers
実際に起動してみると、稀に日本語のページの一部だけ表示がおかしかったりします(スクロールすると直ったりするのですが…)。Mozilla 1.4.1は特に問題ないので日本語のLanguage Packをインストールして1.3の代わりに使うことにしました。