今シーズンの展望・アーセナル編

アンリ、レジェスリュングベリを放出、バプティスタはレンタルバック。アンリの抜けた穴は非常に大きいように見えますが、昨シーズンも半分はアンリいませんでしたので、昨シーズンとの比較であれば戦力的には大ダメージとはならないはずです。リュングベリもあまり出ていませんでしたし。
鍵を握るのは新加入のエドゥアルド…ではなくて、ファン・ペルシだと思います。アデバヨールはどこまでできるのかまだ謎な感じなので、FWはファン・ペルシ以外あまり信用がおけません。彼が不調に陥ったり、怪我で長期離脱したりするとかなり苦しくなると思います。攻撃面ではフレブ、ロシツキーにはもう少し点を獲って欲しいところです。アーセナルの全盛期のころはピレスとリュングベリもかなり点を取っていましたからね。
あと、セスクのバックアッパーは欲しいところですね。まだ若いのにヴィエラが移籍してから出っぱなしです。ファン・ペルシと共に(それ以上に)彼の出来がアーセナルの浮沈を握っています。
守備陣はそれなりにタレントが揃っています。昨シーズンは故障もあってフル稼働できなかったギャラスと、新加入のサーニャに期待がかかります。特に最終ラインはギャラス、トゥーレともにサイドバックもできますから、見た目以上に層は厚いはずです。攻撃力が売りのエブエは一列上で使っても面白いかもしれません。
若手中心のチームですが、ジウベルトギャラスレーマン(トゥーレも入れてもいいかも)がセンターラインを固めていますので大崩することはないと思います。いまいち地味なジウベルトも若手中心のチームを引っ張っていくことがさらなる飛躍のきっかけになるかもしれません。昨シーズンもその片鱗は見えましたが、アンリやリュングベリが移籍したことと、ギャラスはまだ加入2年目ということもあってジウベルトにはリーダーシップも求められることになるのではないでしょうか。
アーセナルに関してはどうしても贔屓目になってしまいますね。