XPS M1210にUbuntu Desktop 9.04をインストールしてみた

会社で使っているXPS M1210というノートPCにUbuntu Desktop 9.04をインストールしてみました。
以前はRHEL/CentOSOracleサーバとして使っていたのですが(高スペックのマシンが足りなくてCore2 Duoを積んだXPS M1210をサーバとして使っていたのです…)、RHEL/CentOSだとディスプレイを閉じるとXが落ちたり、外部ディスプレイをつなげても認識してくれなかったり、いろいろ使いにくいなーという感じでした。ま、デスクトップ向けのディストリビューションではないので当然といえば当然ですが。
しかし、さすがにUbuntuのデスクトップ版ということで快適です。スペック的にはCore2 Duo 1.6GHz、メモリ2Gと最新のノートPCと比べると高性能というわけではありませんが、Gnomeの動作も思っていたよりサクサクで普通に常用できそうです。
でも、外部ディスプレイをつないだら認識はしてくれたものの、X.orgの設定がおかしなことになって描画が異常にモッサリになってしまいました。dpkg-reconfigure xserver-xorgで再設定したら元に戻りました。やはりノートPCでLinuxはまだそこまで気軽に使えないなぁ…というのが正直なところです。
あと、これはUbuntuというかGnomeとか一部のアプリケーションの問題なのですが、設定ダイアログなどが大きすぎてノートPCの解像度だとダイアログのボタンが下にはみ出してクリックできないということがありました。縦の解像度が800あってもダメなので、最近のノートPCのワイド液晶だと縦の解像度がもっと低かったりするので、UI的な部分でノートPCだと使いにくい部分があるかもしれません。
とはいえ、ノートPCでプリインストールでもないのにこれだけ動くだけでもスゴイです。デスクトップの視覚効果なんかもちゃんと効いてますしね。以前と比べたらむちゃくちゃ進歩を感じます。Ubuntuで省電力機能を使用するためのUbuntu Tweakなんていうものもあるんですねー。

しばらくWindowsマシンと併用して仕事環境として使ってみようと思います。