Seasar2の本を書いています

実は9月の終わり頃からSeasar2の本を書いています。
基本的にはSAStruts+S2JDBCを使用したWebアプリケーション開発向けの内容なのですが、S2Containerのついての詳細な解説や、SAStrutsS2JDBCと組み合わせて利用可能なそのほかのプロダクトについてもかなりのページを割いています。全部で500ページくらいになる見込みで、4月上旬に翔泳社さんから出る予定です。
500ページという分量からもわかる通り、SAStrutsS2JDBCの表面的な利用方法に留まらず、そこそこマニアックなところまで踏み込んでいます。もちろんリファレンスとしても使える内容になっています。Web上のドキュメントと被る部分もありますが、Seasar2はこれまでWeb上のドキュメントは比較的充実しているものの、書籍や雑誌等の記事は入門的なものが多かったので、そこを埋めることができるといいなと思っています。これだけの情報量なので、リファレンスとしても手元に置いて読めるというメリットは大きいと思っています。
また、これまであまり書籍や雑誌等でも取り上げられる機会のなかったSandbox系のプロダクトも紹介していますし、ここ数年Seasar2SAStrutsS2JDBCを使用して開発してきた自分自身のノウハウも可能な限り取り込んだつもりです。Seasar2SAStrutsS2JDBCは比較的枯れて安定しているので、長く使える本になることを期待しています。
ちなみに現在は原稿がほぼ出来上がっている状態ですが、とにかく分量が多かったのできつかったです。今回は1人で書いているのですが、コミッタの皆様にレビューしていただいたこともあり、非常にクオリティの高い内容に仕上がりそうです。とりわけ細部にいたるまで丁寧にレビューしていただいたid:koichikさんには大感謝です。
そんなわけで、今後発売までにSeasar2本の情報も少しずつ公開していきたいと思います。