セリエA カターニャ×ユベントス

こちらも地上波を録画しておいたもの。森本枠ですかね。出場しませんでしたが…。
序盤はホームということもあってかカターニャが前線からハイプレスをかけてユベントスを自陣に釘付けにすることに成功。ユベントスはつないでも中盤ですぐに取り返されるし、クリアしても拾われるしでたじたじです。カターニャマキシ・ロペスにきちんとポストが入っていたのが大きいですね。守備もかなり頑張ってましたし。バルサではいまいちでしたが、万能型でこういう下位チームでは存在感を発揮しそうなタイプです。ユベントスはマキシにポストが入るところをもっとゴリっと潰しにいけばいいのに、簡単に捌かせてしまっていました。
前半途中にカターニャのプレゼントボールからデルピエロがGKと一対一。あれは決めないと…。そうこうしているうちにセットプレーからカターニャが先制。流れ的には妥当な先制点という感じ。
前半の最後のほうからカターニャが間延びしてきてオープンな展開に。ユベントスカターニャのゴール前までボールを運べるようになります。後半のはじめにマルキージオが持ち込んでシュート→こぼれ球をもう一度押し込んで同点に。前に相手がいてシュートを打つのを躊躇してしまいそうな場面でしたが強引に打ちに行って正解でしたね。
後半はユベントスも攻めこめるようになりますが、カターニャも完全に引きこもるのではなくチャンスにはちゃんと前に出てきます。特にマスカーラはドリブルでチャンスを作っていましたし、マキシも1人で決定的なシュートまで持ち込むシーンなど押し込まれながらも要所で光るプレーを見せていました。ユベントスは攻め続けるものの決め手に欠け、結局1-1のドローのまま終了。
カターニャは下位ですがいいサッカーをしているなと思いました。序盤のプレス、マキシとマスカーラが牽引する攻撃は単発ですが見応えがありました。マキシの存在感を見ると確かに森本の出番はないだろうな…と思います。この試合はホームだったせいかもしれませんが、勝っていてもおかしくない内容だったのではないでしょうか。ユベントスは後がない立場のはずなのですが、特に気を吐いている選手もおらず、なんというか淡白だなーと思いました。