CentOS 5.5にTrac-ja 0.12.1をインストール

いまうちのチームで使っている開発用サーバはPen4時代のデスクトップPCでいろいろと限界。Hudsonは負荷に耐え切れなくなり別マシンに分割、ファイルサーバはディスク容量が不足したためUSB接続外付けHDDに置いているという有様です。
さすがにいつまでもこんなインフラを使い続けるわけにもいかないので環境を移行すべく12月の上旬に新しいサーバ用のPCを発注したのですが、年が明けてようやく届きました。DellのVostro 430という機種でスペックはこんな感じ。

  • CPU:Core i7-880クアッドコア(3.06GHz、8MB、4C、8 スレッド、Turbo 最大 3.73GHz)
  • メモリ:16GB (4x4GB) NECC デュアルチャネル DDR3 1,333MHz SDRA
  • ハードディスク:1TB SATA 3.0Gb/s ハードドライブネイティブコマンドキューイング対応

モニタをつけると予算オーバーなのでモニタなしで買いました。まあサーバ用だし、本当はOSとかもいらなんですけど…。少々やりすぎのような気がしないでもないですが、開発インフラなのでケチっても仕方ありません。これだけのスペックがあれば当分は使い続けられるでしょう(でもディスクは2本にしたかったかも…)。
早速CentOSの64ビット版をインストールして現在のサーバから移行するための環境構築を始めたのですが、せっかくなのでTrac-jaのバージョンを上げてみようということで今回はTrac-ja 0.12.1を入れることにしました。ここからが本番です。
結論から言うと、Trac-jaのインストールに結構苦戦しました。ポイントは大きく2つ

メニューが日本語にならない

Trac本家で国際化のサポートが入ったため何もしなくてもメニューなどは日本語化されるそうです。ただしインストール時にBabelがないダメ。入ってない場合は

# easy_install Babel

とかやってインストールしておきます。Babelはオプションなので普通にインストールしても入らないみたい。Trac-jaは日本語を使いたくて使っているわけなので必須になっててもいいんじゃないかと思いました。

ImportError: No module named trac.

順番で言うと、こっちの問題が先に出ました。Pythonとかよくわかんないのでお手上げです。グーグル先生に助けてもらって以下のようにeggを展開した形でインストールしておくと大丈夫でした。mod_pythonの問題とかなんとか…。

# easy_install --always-unzip Trac-0.12.1.ja1.zip

以前のバージョンのTrac-jaのほうが導入は簡単だったような…。