S2JDBCの2WaySQLが利用可能なデータベースアクセスライブラリ、Mirage 1.1.3をリリースしました。
今回の新機能・修正点は以下の通りです。
- データベーススキーマを自動更新するためのSchemaUpdaterとSchemaUpdateListenerを追加しました。
- 例外をスローせずにトランザクションをロールバックするためのSession#setRollbackOnly()とSession#isRollbackOnly()を追加しました。
- 性能改善のために2waySQLのパース結果をキャッシュするようにしました。キャッシュを行うかどうかはSqlManagerImpl#setCacheMode()で指定できます。
- 2waySQLでOracleのヒントを記述できるようにしました。
- SqlManager内でのエンティティの生成処理をカスタマイズするためのResultEntityCreatorインターフェースを追加しました。
- BeanDescの動作をカスタマイズするためのPropertyExtractorインターフェースを追加しました。
- MirageのScala用ラッパーであるmirage-scala 0.0.1をあわせてリリースしました。
今回のリリースはmirage-scalaの最初のリリースになります。mirage-scalaはいろいろ試行錯誤していたのですが、まずは必要最小限の機能でリリースしてみました。