IDE連載の第111回です。今回はIndigoの新機能紹介の第4弾としてJubulaを取り上げています。
JubulaはSwing、SWT、HTML（Webアプリ）に対応したGUIの自動テストツールで、もともとは独Bredexの商用製品であるGUIテストツールGUIdancerのコアコンポーネントがEclipse Foundationに寄贈されオープンソース化されたもののようです。
他のツールとの比較ということで言うと、操作をキャプチャする機能がないので1からテストケースを組み立てていかないといけないのが面倒ですね（ただ、これはJubulaの方針としてそうなっているようです）。あと、他のツールでは細かい処理が必要な場合はスクリプトを書けたりするのですが、そういう場合Jubulaではどうするのかな…？
実際に使ってみて、テストケースを作成するためのエディタなどはしっかりと作りこまれていて使いやすいのですが、やはり他のGUIテストツールを使ったときと同じように、これでGUIのテストを完全に自動化するのは難しいだろうなぁというのが正直なところです。
