GALAPAGOS A01SHは買ってはいけないタブレット?

先日書いたGALAPAGOS A01SHのレビューはダメなところが多いという内容でしたが、しばらく使っていると他にもダメなところがいろいろ見えてきました。

液晶の視野角

横持ちにしたときの縦方向の視野角が狭いです(横持ちにしたときの横方向の視野角はそうでもないのですが…)。電車で手持ちで使うときは自分の見やすいように持つので気にならないのですが、デスクの上などに置いて使う場合は角度を調節できるスタンドなどがないと使いにくいかもしれません。そういう使い方をする端末じゃないってことですかねぇ…。

タッチペンが使えない

せっかく画面の広いタブレットなので手書きメモアプリも活用できるかも…とiPad用のタッチペンを借りてA01SHで試してみたのですが、反応が非常に悪く、正直使い物にならないレベルです。Android端末は全体的にそうなの?と思ったのですが、同じペンでもDesireは快適に操作できます。もちろん指で操作する分には問題ないのですが、いったいどこをどうすればこんなことになってしまうのでしょうか。

カメラもいまいち

インとリアの2つカメラを搭載しています。インカメラは使ったことはないのですが、リアカメラはフラッシュ付きオートフォーカス500万画素となっています。スペックだけならDesireに搭載されているものと同じです。同じなのですが、A01SHで撮るとかなりブレてしまいます。同じ被写体を同じ条件で撮影してもDesireのほうがきれいに撮れます。タッチフォーカス(画面タッチした場所にフォーカスをあわせ、そのままタッチし続けることで撮影できる)もできないみたい。

ソフトウェアアップデート

発売してまだ二週間くらいですが、すでにソフトウェアアップデートが出ています。これでサスペンド時の挙動不審が直った?などという話が出ています。僕も土曜日にアップデートしてみたのですが、アップデートのダウンロードに何度も失敗しました。また、アップデート後も電源ボタンでサスペンドしたのに数秒後に勝手にディスプレイが点灯するという事象が頻繁に発生しています。これはアップデート前から発生していた気がします。むしろサスペンド時に勝手にシャットダウンしてしまったりということはアップデート前からありませんでした(操作していてOSごと突然死して再起動ということは何度かありましたが)。
というわけで、Androidタブレットとしては正直かなりいまいちな感じです。値段高いのにあっちこっち手抜きしてる感がひしひしと漂ってきます。自分の中で「オススメできない」を通り越して「買ってはいけない」系にランクアップしました。こういう端末を見てしまうと国産の端末は買う気しなくなりますね…。