イマドキのIDE事情 第116回 高機能なWindows用SQL開発環境「A5:SQL Mk-2」

IDE連載の第116回です。今回は軽量&高機能なWindows用のRDBMSフロントエンド「A5:SQL Mk-2」を紹介しています。

最近は普通のWeb+DBアプリの開発から離れてミドルウェアをいじったりとかしてるので使う機会があまりないのですが、Web+DBの開発現場では開発ツールとしてDBのフロントエンドは必須ですよね。A5:SQL Mk-2は軽量な上にER図を作成する機能なども備えた非常に高機能なツールです。
SQLの編集には強力な補完機能を備えたSQLエディタに加え、グラフィカルにクエリを作成することのできるクエリビルダーを利用することができます。SQLエディタではテーブル名やカラム名の補完が効くのですが、サブクエリでSELECTしたカラムもちゃんと認識してくれます。また、データの自動生成やExcelCSVへのエクスポートやインポートなど、現場で便利そうな機能が豊富に提供されているのもポイントでしょう。
ただし、ネイティブ接続できるのはOracleMySQLのみとなっており、その他のDBにはODBC経由で接続可能です。対応データベースという面で言うとJDBC経由でいろんなDBにアクセスできるJavaベースのツールだったり、逆に特定のDBに特化したツールのほうが便利かもしれませんね。