元アーセナルの選手たちで現在も現役の選手たちがいまどこでプレーしているのかを記憶の限りまとめてみました。最初は移籍したシーズンの順番に並べようと思ったのですが、挫折したので名前のあいうえお順です。
- アシュリー・コール(チェルシー) - キャッシュリーだのなんだのと言われたけど移籍後最も安定してプレーしてる人かもしれない。
- アデバヨール(トットナム) - シティに移籍してから散々な気がする。今シーズンはトットナムで頑張ってるみたい。
- アネルカ(チェルシー) - 悪童だの何だのと言われ、いろんなクラブを渡り歩いたけどどこでもきっちり結果は出していた気がする。中国に行ってしまわれるようです。
- アリアディエール(ロリアン) - ベンゲルは結構重宝していた記憶があるけど理解に苦しむ。移籍後も当然パッとしない感じ。
- アンリ(レッドブルズ) - バルサで輝いた時間は短かったけどCLを取れたのでよかったのかな。短期レンタルでガナーズに復帰とのことで期待!!
- 稲本(川崎フロンターレ) - 一応入れておきます。フラムではそれなりに活躍してた。アーセナル→フラムという移籍ルートは当時は多かった気がする。
- エドゥアルド(シャフタール) - 大怪我もあって本領を発揮できないまま古巣に戻った感じ。
- エブエ(ガラタサライ) - 彼のことなのできっとトルコでも元気にやっていることでしょう。トラオレもそうだけど、現在のSBの惨状を見るとどちらかは残しておくべきだったかも。
- カヌ(ポーツマス) - まだ現役ということに若干の驚き。
- ギャラス(トットナム) - スパーズに移籍したシーズンは主力として活躍したけど最近あまり姿を見ない。そろそろ寄る年波には勝てない感じ?
- クインシー(パナシナイコス) - 結局芽が出なかったですねぇ…。一時期は浦和レッズが獲得を検討していたこともあったとか。
- クリシ(マンチェスター・シティ) - シティは本当に勘弁して欲しいですな。正直そこまでの選手?と思わなくもないです。
- コロ・トゥーレ(マンチェスター・シティ) - 怪我で離脱している間に見事にポジションを奪われてしまった。でもちゃんとフィットすればレスコットよりいい気がするんだけどどうだろう?
- シドウェル(フラム) - チェルシーへの移籍は失敗だったと思うけど、いい選手になりましたね。
- シルベストル(ブレーメン) - ユナイテッドから移籍してきたけどあまり出場機会のないまま2年で放出。ブレーメンに移籍したけどここでもあまり出場機会は得られてないみたい。そろそろ引退ですかね。
- ジウベルト・シルバ(グレミオ) - ギリシャに移籍後は主力として活躍しCLにも出場。ブラジル代表にも召集されていた。
- ストークス(セルティック) - レンタルでスコットランドに移籍して大活躍。その後意気揚々とプレミアに復帰するも泣かず飛ばずで結局スコットランドに戻ってやっぱり活躍している様子。
- セスク(バルセロナ) - バルサに行ってもシャビとイニエスタの控えで出番あるの?と思ってたらなんちゃってFWとして予想外の活躍。スペイン代表もビジャが怪我してしまったのでセスクをFWにすればいいと思う。
- センデロス(フラム) - とにかく故障が多い。昨シーズンは怪我で一年棒に振ったけど今シーズンは見事に復活。アーセナルもメルテザッカーを穫るくらいだったら今のセンデロスがいれば…なんて思ったり思わなかったり。
- デニウソン(サンパウロ/レンタル) - 次代の主力と期待していたのに起用法に不満があったらしく現在はレンタルで母国に戻っている模様。
- トラオレ(QPR) - ガナーズでの印象はないですがQPRでは主力としてがんばっている様子。まだ若いし、今のガナーズの状況を見ると出さないほうがよかった気がする。
- ナスリ(マンチェスター・シティ) - 数年かけて育ててやっとブレイクしたと思ったら引き抜かれるとか…。
- フレブ(バルセロナ) - 勘違いしてバルサに移籍してから散々。最早バルサに居場所はなく、レンタル移籍を繰り返している。セスク、フラミニ、ロシツキーとの黄金の中盤は何だったのか?
- フラミニ(ミラン) - ミランではそこそこ出番は得ているようだけど主力には定着していない。フレブと同じくガナーズだから輝けたタイプではないかと。
- ベラ(レアル・ソシエダ/レンタル) - 確かビザの問題で契約後2年くらい合流できなかったような。ガナーズでは芽が出ないままレンタル移籍を繰り返している。正直代表でのイメージのほうが強い。
- ベントナー(サンダーランド/レンタル) - アリアディエールと同じくなぜベンゲルが重宝していたのかが理解できないタイプ。出場機会を求めてレンタル移籍しているけど、まあ、なんというか…頑張れ…。
- ベントリー(ウェストハム) - ブラックバーンでは活躍していたようだけどスパーズに移籍してからすっかり名前を聞かなくなってしまった。
- ペナント(ストーク) - 彼の場合どこに行っても元気にやってそうな気がします。
- ホイト(ミドルズブラ) - ガナーズにいたときも移籍したあともほとんど印象にない。弟のギャビンは今もアーセナルに所属しているようです。
- メリダ(アトレティコ・マドリー) - アトレティコでも出番はなさげ。もう少し下位のクラブに移籍したほうがよさそう。
- ラサナ・ディアラ(レアル・マドリー) - ポーツマス経由でレアルへ。なんだかんだでちゃっかりレアルでもそれなりに出番を得ているようである。
- ラーション(サンダーランド) - サイドの攻撃的な選手として活躍しているようです。元アーセナルっぽい選手の一人ですね。
- リュングベリ(清水エスパルス) - ウェストハムで怪我したあと引退するかもという話もあったけど何だかんだでMLS経由で日本へ。エスパルスでも時々昔を彷彿させるプレイをしているようです。
- レジェス(アトレティコ・マドリー) - 大枚はたいて獲得したのにロンドンの天気に我慢ならずレアルに行って落ち目になってしまった。キケの元で復活したけど最近は干されているらしい。
こうやって並べてみると「タイトルを求めて移籍したベテラン」「出場機会を求めて移籍した若手」「お金に釣られて移籍した人たち」の3つに大別できそう(どのクラブも大体はそうかもしれませんが…)。
アーセナルの場合、「タイトルを求めて移籍」「お金に釣られて移籍」が多いのが他のビッグクラブとの一番の違いでしょうね。また、最近は主力の若年化が激しいので若くてもタイトルやお金を求めて移籍する人たちが多くなってきたという感じ。
それと、アーセナル(というかベンゲル)は若手の育成が上手いというイメージがありますが、確かに若手を重宝はするのですが、ベンゲルは一度決めた主力は固定する傾向が強く(国内カップで選手を入れ替えるくらい)、いろんな選手にチャンスを与えるタイプではないのでアピールする機会すら充分に得られずに出て行ってしまう若手が多い気がします。これが層の薄さにも繋がっているのではないかと思います。
まあ、いろいろと思うところのある選手もいますが、それぞれの場所で頑張って欲しいものです。