イマドキのIDE事情 第126回 ついに登場! Android上で動作する開発環境「AIDE」

IDE連載の第126回です。今回はAndroid端末上でAndroidアプリケーションの開発を行うことができるという驚愕のIDE「AIDE - Android Java IDE」を紹介しています。

ネタかと思いきや、インクリメンタルビルドやコードアシスト、」リアルタイムエラー検出などかなり本格的なIDEです。もちろんapkパッケージをビルドして実際に端末上で実行することもできますし、プロジェクトはEclipseとも互換性があります。今月は書籍の作業が山場なのでこちらの連載は休ませてもらおうかとも思ったのですが、これは紹介せざるを得ないということで気合いで執筆させていただきました。
技術的な内容に関しては以下のインタビューが参考になります。

機能的にはEclipseに似た部分もありますが、Androidの限られたリソースで動作するようにするため、100%フルスクラッチで開発しているようです。また、今後はgitなどのバージョン管理システムとの統合に力を入れていくとのこと。
執筆時の動作確認やスクリーンショットの撮影はGALAPAGOS A01SHで行ったのですが、やはりタッチデバイスではコードの入力にかなり難があります。EeePad Transformerのようなハードウェアキーボード付きの端末での使い勝手を試してみたいところです。