イマドキのIDE事情 第133回 e(fx)clipseでJavaFX 2を試してみよう!

IDE連載の第133回です。今回はEclipse上でJavaFX 2.0を使用した開発をサポートするe(fx)clipseを紹介しています。

e(fx)clipseはいわゆるRADツールではないのでドラッグ&ドロップでGUIを作成できるといったわかりやすい見た目の派手さはないのですが、FXMLやCSSを編集するためのエディタやプレビューを行うためのビューなどが用意されています。
さらに最大の特徴といえるのはFXGraphというXtextベースのDSLをサポートしているという点でしょう。FXGraphを記述することでFXMLをリアルタイムに生成することができるのですが、編集用の強力なエディタが提供されており、FXMLを直接記述するよりも効率的にGUIを定義することができます。
このようにe(fx)clipseはRADツールのようなとっつきやすさよりも強力なエディタやDSLなどによってコーディングの効率を向上させようという方針で開発されているように見えます。
そういえば前回紹介したLess用のエディタといい、最近XtextベースのEclipseプラグインが増えてきたな、という感じがしますねー。