solr-scala-clientはSolrJをラップしたScala用のシンプルなSolrクライアントです。
今回のバージョンでの修正点は以下の通りです。
- 検索結果やクエリのパラメータ指定にケースクラスを使えるようになりました。
- SolrClientにcommit()メソッドを追加し、コミットのタイミングを任意に制御できるようになりました。
ケースクラスの使い方はこんな感じです。プロパティの型にはOptionも使えます。
// 結果を受け取るケースクラス case class Product(id: String, manu: Option[String], name: String) // クエリのパラメータを指定するケースクラス case class Param(name: String) // ケースクラスを使用した検索の例 val result = client.query("name:%name%") .fields("id", "manu", "name") .facetFields("manu") .sortBy("id", Order.asc) .getResultAs[Product](Param("ThinkPad")) // 検索結果を表示 result.documents.foreach { product => println(product) }
また、これまではAmaterasのMavenリポジトリにはScala 2.9.2向けのバイナリしか提供していませんでしたが、諸事情により今回のバージョンからScala 2.9.1、2.9.1-1向けのバイナリも提供するようになりました。