イマドキのIDE事情 第139回 ブラウザ上で動作するreStructredTextエディタ「NoTex」

IDE連載の第139回です。今回はWebブラウザで動作するreStructuredTextエディタ「NoTex」を紹介しています。

個人的に記事や書籍の執筆にはGoogleドキュメントやWikiなどのオンラインツールを使っています。以前はOpenOfficeを使っていたこともあったのですが、やはりテキストベースのフォーマットのほうがgrepできたり共同作業の場合にマージしやすかったりなどメリットが多いです。
NoTexはDjangoとExt.js、バックエンドではSphinxを使っており、強調表示機能を備えたエディタで編集したreStructuredTextドキュメントをPDFやHTML、LaTexにエクスポートすることができます(PDFへのエクスポートはそのままだと日本語が文字化けしてしまいましたが)。
動作も軽快で使い勝手は非常によいのですが、VCSとの連携機能やドキュメント内の見出しのアウトライン表示、実際にどう表示されるかのプレビュー機能、コメントの挿入など、長文の編集や共同作業向けの機能があれば執筆環境としては完璧ですね。
ただ、個人的にはフォーマットとしてはreStructuredTextよりもMarkdownのほうが好みだったりしますw