イマドキのIDE事情 第153回 Groovyベースのビルドツール「Gradle」をEclipseで使ってみる

IDE連載の第153回です。今回はGradleをEclipseと組み合わせて使う方法を紹介しています。

GradleはGroovyベースのビルドツールで、ビルドスクリプトはGroovyによるDSLで記述します。内部DSLによるビルドツールというとsbtと同じですが、実際にビルドスクリプトを見るとsbtよりもかなり敷居が低いように見えます。sbtも依存関係の定義など基本的なことだけであれば簡単なのですが、カスタマイズしようとすると途端に難易度が上がるんですよね…。
Javaでは今までシンプルだけど記述の面倒なAnt、便利だけど枠から外れたことをしようとすると面倒なMaven、というどちらかの選択肢しかありませんでしたが、これらに不満がある場合はGradleを使うのも良さそうだなぁと思いました。
ちなみにEclipse用のプラグインであるGradleIDEに触発させられてeclipse-scala-tools(自作のsbt用のEclipseプラグイン)にも久しぶりに手を入れたりしています^^