「2013年秋 Web開発最前線テックトーク」で発表してきました

先週の話になってしまいますが、赤坂の株式会社じげんさん(伊藤直也さんが技術顧問をされているそうです)で開催された「2013年秋 Web開発最前線テックトーク」という勉強会でScalaについてお話しさせていただきました。
http://atnd.org/events/44191

Scalaユーザの方は少ないだろうな、と思っていたのであまり突っ込んだ話ではなく、Scalaのどういった部分がよいのかということと、主要なフレームワークとしてPlay2、Scalatra、Slickの紹介をさせていただきました。ですが、やはりWeb系の勉強会のせいか、かなりアウェー感が…。Scalaの話よりもその前にやったGitBucketのデモが一番受けがよかった気がします。

自分以外はRails、Node.js、JavaScriptのお話しでした。JavaScript絡みが二本ですね。

JavaScriptってこういう勉強会で話を聞くと「JavaScript熱いぜ!」と思うのですが、実際に仕事で書き始めると死ねばいいのに…と思ってしまうんですよね。まあ半分くらいはIEとかIEとかIEのせいなんですけど、ChromeFirefoxもたまに地雷を隠し持っていたりするのでなかなか侮れません。

全然関係ないのですが、最近KindleでEffective JavaScriptを購入して読んでみたのですが、中盤くらいまではJavaScriptのベストプラクティスというよりJavaScriptがいかにクソな言語かということを延々と説明している本でした(最後の方は抽象度の高い話でそれっぽい感じでしたが…)。

Effective JavaScript JavaScriptを使うときに知っておきたい68の冴えたやり方

Effective JavaScript JavaScriptを使うときに知っておきたい68の冴えたやり方

あ、書籍自体はES5で解決される部分がきっちり押さえられていて良い本だと思います。JavaScriptやるならこういうバッドノウハウ必要ですよね、という話です。

とはいえ、JavaScriptを使わないというわけにもいきません。TypeScriptのようなAltJS言語も出てきていますが、これらはJavaScriptの言語仕様のイケてない部分はカバーしてくれますが、ブラウザ毎の挙動の違いをカバーしてくれるわけではありません。使わざるを得ないからには問題点にきちんと向き合って、対策を考えていくのが今後のためにも生産的な行いというものです。そういう意味で伊藤さんのテスト周りの話は非常に興味深かったです。

普段は勉強会等にはほとんど行かないのですが(呼ばれて話に行くときくらいです)、専門外の話を聞けて面白いですね。今後に行くなら興味はあるけどあまり触ったことのない分野の勉強会がよいかもしれないな、と思いました。