WebJarsはJavaベースのWebアプリケーションでJavaScriptライブラリを使えるようにするための仕組みです。JavaであればMaven、Scalaであればsbt(activator含む)といったビルドツールを使用してJavaScriptライブラリの依存関係を解決することができます。
Play2ではwebjars-playを使ってWebJarsを使用することができます。ここでは試しにjQueryを使ってみます。
まずはbuild.sbtに以下のようにWebJarsとjQueryの依存関係を追加します。
libraryDependencies ++= Seq( jdbc, anorm, cache, ws, "org.webjars" %% "webjars-play" % "2.3.0-2", "org.webjars" % "jquery" % "2.1.1" )
conf/routesに以下のルーティングを追加します。
GET /webjars/*file controllers.WebJarAssets.at(file)
HTMLテンプレートでは以下のようにしてJavaScriptライブラリのパスを取得できます。
<script type='text/javascript' src='@routes.WebJarAssets.at(WebJarAssets.locate("jquery.min.js"))'>
実際のところWebJarsにはマイナーなライブラリや、メジャーなものでも最新のバージョンがなかったりと使いにくいケースもあったりしますが、別途ツールを使わなくても依存関係の解決ができたり、自動でCDNを利用できるなど便利な部分もあります。ちょっとしたアプリケーションに使うには便利なのではないでしょうか。