Scalaで実装されたオープンソースのGithubクローン、GitBucket 1.10をリリースしました。
https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/tag/1.10
このバージョンでの新機能および修正点は以下の通りです。
- リポジトリのリネームをできるようにしました
- リポジトリを別のユーザに移譲できるようにしました
- デフォルトのデータディレクトリをHOME/gitbucketからHOME/.gitbucketに変更しました(ただし、すでにHOME/gitbucketにデータディレクトリが存在する場合は引き続きそれを使用します)
- LDAP認証時に氏名を取得する属性を指定できるようにしました
- レスポンス速度を改善しました
- いくつかのバグを修正しました
今回も本業が忙しくて何もできないかなぁと思っていたのですが、気付いたらそこそこ手を入れていました。リポジトリのリネームや他のユーザへの移譲は普通のリポジトリを移動したり、H2のデータをキーを書き換えてDELETE〜INSERTしてるだけなので、がしがしプッシュしたり触っている最中はやらないほうがいいと思います(データをバックアップしてからやったほうがいいかもしれません…)。
次の1.11も細々とした修正や機能追加がメインになると思いますが、2月末にリリースする予定です。