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Functional Programming in Scala

ようやく完結したFunctional Programming in Scala、MEAPのときから少しずつ読んではいたものの時間が経ちすぎて途中で放置していたのですが、改めてざっくりと全体を流し読みしてみました。

Functional Programming in Scala

Functional Programming in Scala

著者のPaulさんとRunarさんが関数型プログラミングを勉強していたときに必要だと思った本を書いたとのことで、こういう著者が自分が読みたいと思って書いた本というのは情熱というか、ベクトルがはっきりしているので大抵外れはありません。

この本は関数型プログラミングに必要なライブラリを実際に実装しながらその概念を学んでいきます。言語としてScalaを使ってはいるものの、Scalaならではの機能を駆使しているわけではないので(for内包表記などScalaだからうまくはまっている部分もあるにはありますが)、ある程度のプログラミング経験と関数型プログラミングへの興味があれば、Scalaに関する知識がさほどなくても読み進めることができるのではないかと思います。

関数型の概念や書き方を説明するだけでなく、実際にライブラリの実装を通してどういうことなのかがイメージできるところが他の書籍との違いなのではと思います。章構成や扱っているトピックも入念に計算されている様子が伺えます。分量的にもそれほど多くないですし、関数型プログラミングの入門にピッタリなのではないでしょうか。