Atomのパッケージには様々なものがありますが、最初は面白いなと思って入れていてもあまり使わなくなってしまうものも多いです。最近よく使っているのは以下のようなものです。
tool-bar + tool-bar-shortcuts
tool-barはAtomにツールバーを追加する機能を提供するもので、これをベースに様々なツールバーを追加するパッケージが開発されています。自分が使っているのはtool-bar-shortcutsというものです。ウィンドウの分割とかがツールバーからできるのが便利です。ツールバーは画面の上部だけでなくサイドに配置することもできるので、左側に置いています。
tool-barを使用したパッケージは他にもいろんなものがあるので自分がよく使う機能が提供されているものを選ぶとよいと思います。
multi-cursor
複数カーソルを使えるようにするもので、alt + up
やalt + down
で現在のカーソル位置の上下にカーソルを追加できます。マウスで矩形選択ができるパッケージもありますが、こちらはキーボードだけで操作できるのがよいですね。
highlight-selected
選択した単語と同じ単語がハイライトされるというものです。Visual Studio Codeでは標準でこの機能がついていて、コードを書くときに便利だなと思ったのでAtomにも入れてみました。
terminal-plus
ターミナルを開けるというもの。ビルドスクリプトを叩いたりなどちょっとした作業をしたい場合に便利です。以前はterm2を使っていたんですが、いつの間にか動かなくなってしまったのと、こちらのほうが画面下部から簡単に開けて使いやすいので乗り換えました。
ターミナルを使える系のパッケージにはterm3なんてものもありますが、試したところでは動作がかなり不安定でした。
file-icons
ツリービューやタブにファイルの種類に応じたアイコンが表示されます。気分の問題ですが、見た目にわかりやすくなるのでいい感じです。
project-manager
予め登録しておいたディレクトリをctrl + cmd + p
で簡単に開けるというもの。登録はコマンドパレットからProject Manager: Save Project
で行うことができます。簡単なものですが、複数の作業ディレクトリを使い分けている場合は便利です。
ただ、明示的にディレクトリを登録しておかなくても、過去に開いたディレクトリの履歴をインクリメンタルサーチする機能が標準装備されていれば十分なのかもしれません。
pretty-json
JSONのフォーマットができるものです。最近何かとJSONを使う機会が多いので入れています。コマンドパレットからPretty JSON: Prettify
で実行できます。Minifyもできます。
まとめ
この他にlanguage-scalaなどAtom標準でシンタックスハイライトがされない言語向けのパッケージをいくつか入れていますが、コードを読んだりちょっと直したりするくらいでAtom上でがっつりコーディングするというところまではやっていません。なのでLinterも以前は入れていたんですが、使わなくなってしまいました。
他にもSublimeっぽいなーと思ってminimap入れていたり、git-plusやgit-controlでgitの操作もAtom上でできると思って入れてたりしたんですが、minimapは邪魔なだけだしgitの操作はterminal-plusでやればいいじゃん…ということで結局テキスト編集時に汎用的に使えるものだけに落ち着いてしまった感じです。