少し前にMirageのヘビーユーザーだというAdrianがコミッタに加わってくれたのですが、彼の会社でカスタマイズした部分をOSS化するなどいろいろやっていきたいとのことだったので、自分があまりメンテできていないこともあり、organizationに移して開発を行っていくことにしました。
で、早速organization移行後の初リリースということで1.3.0をリリースしてもらいました。このバージョンではアーティファクトのグループIDが変わっただけでパッケージ名含むソースコードには変更ありません。なので現状のMirageをご利用の場合は依存関係を以下のように書き換えるだけでバージョンアップできるはずです。
<dependency> <groupId>com.miragesql</groupId> <artifactId>miragesql</artifactId> <version>1.3.0</version> </dependency>
今後Mirageは2.0系でパッケージ名の変更、モジュールの分割などを行っていく予定ですが、既存コードにバグなどがあった場合にはこの1.3系をメンテナンスしていくとのことです。mirage-scalaもこの1.3.0に対応したバージョンを近日中にリリースする予定です。
ユーザーもそんなにいないと思いますし、自分としては積極的に開発していくつもりはないのですが、アクティブなコミッタが増えたので今後はそれなりに動いていくのではと思います。2way SQLの評価器として使えるのでS2DaoやS2JDBCで作ったSQLファイルが大量にある場合は脱Seasar2の1ステップとしてご検討いただくのはありかもしれません(というかもともとそのために作った)。