GitBucket 2.1をリリースしました

Scalaで実装されたオープンソースGithubクローン、GitBucket 2.1をリリースしました。
https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/tag/2.1

今回は特に大きな新機能はありませんが、多数のバグ修正や改善を行っています。詳細についてはIssueの一覧をご覧ください。

また、機能追加はありませんが、内部的には以下のように大きな変更が行われています。

Slickを1.9から2.0にバージョンアップ

H2へのアクセスに使用しているSlickを1.9から2.0にアップグレードしました。これはScalaのバージョンを2.10から2.11にバージョンアップするための第一歩です。

次のバージョンではScalatraなどもバージョンアップしてScala 2.11に移行できるといいなと思っています。

プラグインシステム基盤のマージ

ブランチで作業していたプラグインシステムの基盤部分ができたのでマージしました。

ただ、仕組みとしては入っているのですが、2.1時点ではプラグインの管理を行うための画面などは無効化してありますのでいまのところ実際にプラグインをインストールしたりすることはできません。

次のバージョン

次回のリリース予定は7月末です。やるやると言い続けて先送りになっているレビュー関連の機能や、プラグインシステムの実用化、Scala 2.11へのバージョンアップなどに着手できればと思っています。