GitBucket 2.3をリリースしました

Scalaで実装されたオープンソースGithubクローン、GitBucket 2.3をリリースしました。
https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/tag/2.3

今回の主な新機能・修正点は以下の通りです。

プラグインシステムをScalaベースに移行

GitBucket 2.2からプラグインシステムが利用可能でしたがまだ実験的なものでした。GitBucket 2.3ではプラグインScalaで記述できるようになり、プラグインのサンプルとしてGist風のスニペット管理機能を提供するようになりました。

ただし、プラグインシステムはまだ不安定で、APIも不十分です。将来的に大きな変更が行われるかもしれないという点に注意してください。

組み込みJettyがwarを展開するディレクトリを変更

組み込みJettyはLinux環境ではデフォルトで/tmpにwarファイルの内容を展開するのですが、このディレクトリはOSによってクリーンアップされることがあり、その場合に予期しないエラーが発生することがありました。
GitBucket 2.3ではこの問題を回避するためGITBUCKET_HOME/tmpに展開するようになりました。

この他にもいくつかのバグ修正や改善を行っています。詳細についてはIssueの一覧をご覧ください。