毎週金曜日に社内で開催している技術勉強会ですが、今週はサイボウズの佐藤鉄平(@teppeis)さんにお越しいただき、先日のYAPC::Asia Tokyo 2015でも講演されたECMAScript6についてお話しいただきました。
資料は以下になります。
これまでのJavaScriptでは近代的なプログラミングをするためにいろいろと辛いコードを書かなくてはならなかったのですが、ECMAScript6では様々なクラス定義やブロックスコープでの変数宣言、アローファンクションなど新しい構文が導入され、シンプルなコードを書けるようになるとのこと。また、デフォルト引数や可変長引数などはコードのシンプルさもさることながら、シグネチャから判別できる情報量が増えるという点でも意義があるとのことでした。
なお、現状でECMAScript6を使うのであればBabelでトランスパイルする方法をオススメされていました。Webブラウザ上で利用可能なREPLもあるのでまずはここでECMAScript6のコードがBabelでどのように変換されるのかを試してみるとよいのではないかと思います。
ECMAScript6の日本語でのまとまった情報としては@teppeisさんが執筆されたWEB+DB PRESS Vol.87の特集記事が素晴らしいです。自分もこの特集記事のために久しぶりにWEB+DB PRESSを購入しました(^^;
- 作者: 佐藤鉄平,小林明大,石村真吾,坂上卓史,上原誠,鳥居英,佐藤歩,泉水翔吾,うさみけんた,伊藤直也,高橋侑久,佐藤太一,hayajo,橋本翔,西尾泰和,中島聡,はまちや2,WEB+DB PRESS編集部
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/06/24
- メディア: 大型本
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講演後は社内でTypeScriptやReact.jsを使っているメンバーが@teppeisさんを囲んでお話をさせていただきました。業務で悩んでいる点などを質問させていただいていたようです。@teppeisさん、いろいろとアドバイスをいただきありがとうございました。
講演の最後に「We are hiring!!」というスライドがありましたが、弊社でもhiringしておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。