KNOPPIXを普通のディストリビューションとして使う

KNOPPIXは1CD-Linuxとしては申し分ない完成度だと思います。豊富なパッケージや優れたハードウェア認識能力など、普通のデスクトップ用ディストリビューションと比較しても遜色ありません。HDへのインストールも簡単です。ただ、実際に使い込んでいくといろいろと問題もあります。
まずは、設定関係で、KDEのメニューエディタやコントロールセンタで設定を行なうとデフォルトの設定が壊れてしまう場合があること。kdmの設定などをコントロールセンタから行なった場合に、触っていない修正が上書きされたりということがありました。
次にインストールされていないアプリケーションがメニューに入っていたりするのもちょっと問題かなぁ、と思います。このへんは日本語版で独自にパッケージの追加を行なっているせいかもしれません。また、一般的なディストリビューションと異なり、インストール時にインストールするパッケージを選択することもできません。