プレミアシップ序盤戦

プレミアシップも10試合終わったので(未消化のゲームがいくつかありますが)序盤戦を簡単に振り返ってみたいと思います。
1試合消化が少ないにも関わらず首位のアーセナル。8勝1分得点21失点6は文句なしでしょう。特に攻撃陣が好調ですね。ファン・ペルシが代表戦で負傷してしまったらしいので失速しないか不安ではあります。マンチェスター・ユナイテッドアーセナルを追走していますが、驚きなのがシティが僅差の3位についてけいること。海外資本によるエリクソンの招聘と大型補強がプラスに出ているということでしょう。現在の好調を維持できるか見ものです。ポーツマスも上位につけています。こちらはアーセナルに次ぐ19得点をあげています。失点も結構多いので攻撃陣、特にムワルワルの好調に支えられているというところでしょうか(試合観てないのでわかりませんが)。
さて、中位で目を引くのが7位のチェルシーです。まだ序盤とはいえちょっとこの位置はやばいですね。監督辞任、怪我人続出と悪い要素ばかりが目立ちますが、なんとか立て直してもらいたいものです。アストンビラは前評判から考えると健闘してると思います。
下位はまだ団子状態ですが、特に悲惨なのが最下位のボルトンと18位のトットナムですね。どちらもまだ1勝しかできていません。両チームに言えるのは失点が多すぎるということでしょう。トットナムは攻撃は強力ですが、失点の多さが帳消しにしてしまっている感じですし、ボルトンはもともと堅守が売りのチームなのにこれだけ失点していたら勝てるわけありません。戦力的には下位に沈むチームではないと思うのでなんとか守備を立て直して欲しいものです。17位のミドルズブラにもこの2チームと同じことがいえそうです。
さて、我らが(?)フルハムですが、10試合消化時点で1勝5分4敗の勝ち点8で13位となっています。得点は12、失点が16となっており、大黒柱のマクブライドが離脱しているものの、ヒーリーやカマラ、デンプシーらの活躍もあって得点力に関してはまあまあですが、やはりというか予想通り失点が多いですね。また、13位とはいうものの順位表の下半分はまだ団子状態なので、1試合で降格圏に突入してしまう可能性も高いです。戦力的に考えれば物足りない気もしますが、オフにかなりメンバーが変わっているのでもう少し様子を見ないとなんとも言えないというところでしょうか。ただ、今シーズンはかなり補強したので、個人的にはいつも(=降格争いをしてギリギリ残留)よりは好成績を期待しています。
開幕前は「4強の1角をトットナムが崩すのでは?」などと言われていました。特に崩されるのはアーセナルではないかと言われていたわけです。ところが蓋を開けてみればビックリ、アーセナルは絶好調、4強の1角を崩したのはシティで、しかも崩されたのはチェルシーだったわけです。序盤ですでに波乱じみていますが、アーセナルは若手主体なのでシーズン通して安定したパフォーマンスを見せられるか未知数な部分がありますし、今シーズンは各クラブともオフにかなり大きな動きがあったこともあり、まだまだ波乱がありそうな気がします。