EURO 2008 準決勝 スペイン×ロシア

EUROはとっくに閉幕し、オリンピック真っ最中の今日この頃ですが、録画しておいた試合をいまさら観戦しました。
セルヒオ・ラモスが攻守に大活躍。右サイドをオラオラしたかと思ったら、守ってもジルコフを完璧に抑えていました。ジルコフはぶち抜かれたと思ったら、攻めても一度もラモスに勝てず、ストレスが溜まったことでしょう。ビジャが前半のうちに負傷交代でセスク投入。ロシアはストロングポイントのはずの左サイドがさっぱり、パブリチェンコが1人前線で頑張っている感じ。
後半、今日もいまいちパッとしないイニエスタからシャビにきれいに通って先制点はスペイン。いまいちでも重要なところで仕事するのはすごいです。点が入った後、スペインのパス回しがペースアップ。ワンタッチパスを交えてガンガン攻めていきます。ヒディングは攻撃のカードを二枚同時投入。シチェフとか懐かしいなー。アラゴネスもシャビ→シャビ・アロンソ、トーレス→グイサと勝っているのによくわからん交代。ロシアは全然流れを変えられずに一方的なスペインペースのままセスク→グイサで2点目、セスク→シルバでダメ押しの3点目。結果的にかもしれませんがアラゴネスの采配はビンゴでした。
ロシアは頼みの綱のアルシャビンが何もできず。チャンスらしいチャンスも序盤だけで、予想外に一方的な展開のゲームでした。点も入りましたし、見ていて面白かったですが、ヒディングマジックもあるしもう少し拮抗したゲームになるかなと思っていたので拍子抜けでした。