VAIO type Tの感想

お仕事ではVAIO type TをモバイルPCとして使っているのですが、使い始めて半年以上経ったので感想を書いておこうと思います。まずは良いと思う点です。

  • このサイズ、重量でフルスペックのノートPCであること。CPUは低電圧版ですが、それ以外は光学ドライブも搭載してますし、メインPCとしても利用できるスペックだと思います。HDDだと遅いのはちょっと欠点かも。
  • 液晶がきれい。非光沢なので見やすいし、発色もいい。他のノートPCと比べても明らかに違います。
  • キーボードは思ったよりも使いやすい。キータッチはあまりよくありませんが、剛性感があり、強打してもたわんだりしないのでそこそこ入力しやすいです。
  • 標準バッテリーを使ってますが、セル数の割りにバッテリーの持ちは優秀だと思います。ただ、決して長時間駆動というわけではないので一日出歩くならACアダプタは必須です。

続いて不満なところ。

  • 貧弱。実際に壊れたというわけではないのですが、ディスプレイは極薄でペラペラだし、ヒンジ部分のメッキパーツも強度が不安です。あまりアクティブに持ち歩くものはない気がします。
  • ディスプレイが小さい。ま、これは仕方ないですね。でも普通に仕事用PCとして使うなら11インチ、12インチくらいは必要だなーと思います。あと、縦の解像度が低いのもマイナスポイント。
  • LAN端子がカバーの中にある。会社では有線LANを使っているので面倒くさいです。無線LAN環境なら問題ないです。

まあ、type Tは綺麗液晶、ブルーレイ、ノイズキャンセリングヘッドホンなど、このサイズでは最強のAVノートというところに価値があるのであって、決してビジネス向けにガンガン使い倒すノートではないので、上記の良し悪しは本来の用途を考えるとちょっと的外れなところもあるかな、と思います。
ただ、問題はやはり価格の高さでしょうか。ちょっと欲を出した構成にすると軽く20万は超えてきますし、最近は安いノートも増えてきていますから、用途やスペックとの費用対効果を考えるとちょっと手が出しにくいモデルなんじゃないかなぁという気がします。