Java Standard EL Functions 1.0.0リリース

JSPで利用可能な標準的なEL関数Java Standard EL Functions 1.0.0をリリースしました。

ダウンロードはこちらからどうぞ。ダウンロードしたJARファイルをWEB-INF/libにコピーすると以下のようにEL関数が使えるようになります。

<%@ taglib uri="http://amateras.sf.jp/functions" prefix="f" %>
...
${f:h(bean.property)}

利用可能な関数は以下の通りです。

関数名 説明
f:h(String value) HTMLタグをエスケープします。
f:u(String value) 文字列をURLエンコードします。
f:br(String value) 改行を<br>タグに変換します。
f:nbsp(String value) 半角スペースを に変換します。
f:cut(String value, int length) 文字列の先頭から指定文字数分を切り出します。
f:link(String value) 文字列中のURLをリンクに変換します。
f:mask(String value) 文字列を同じ文字数のアスタリスクに変換します。
f:date(Date date) Dateオブジェクトを日付のパターンでフォーマットします。
f:datetime(Date date) Dateオブジェクトを日時のパターンでフォーマットします。
f:time(Date date) Dateオブジェクトを時間のパターンでフォーマットします。
f:number(Object number, String pattern) 数値を指定したパターンでフォーマットします。

f:date()、f:datetime()、f:time()などの関数はデフォルトのフォーマットパターンが決められています。 これらのフォーマットパターンを変更するにはクラスパスルートにfunctions.propertiesというプロパティファイルを 以下のような内容で作成してください(デフォルトのfunctions.propertiesはfunctions-x.x.x.jarに含まれています)。

# f:u()でURLエンコードするときの文字コード
defaultEncoding=UTF-8

# f:date()でフォーマットするパターン
datePattern=yyyy/MM/dd

# f:datetime()でフォーマットするパターン
datetimePattern=yyyy/MM/dd HH:mm:ss

# f:time()でフォーマットするパターン
timePattern=HH:mm:ss

利用可能な関数は今後も少しずつ追加していく予定です。