プログラミングClojure読み終わった

途中何度か寝そうになって読み飛ばした箇所もありますが「プログラミングClojure」を読み終わりました。

サンプルコードは原著のWebサイトの以下のページからダウンロードすることができます。

書籍の感想としては、やはり教科書的なものですし、書籍のサイズやページ数の割に内容が濃いのでかなり難易度は高いなと思いました。Lispに関する知識や経験が少しでもないと、コードを見てもまったく意味不明で人によっては読み進めるのが苦痛になってしまうかもしれません。
せっかくLispに興味を持っても、Lispの素晴らしさが伝わる前に挫折してしまうようだと残念ですよね…。
Clojureというか、Lisp全体について言えることですが、言語の解説よりも、もう少しLispの素晴らしさを普通のプログラマに刺さる言葉で伝えることを目的とした文章が必要なんじゃないかと思います。
ただ、Javaとの連携や最後のほうでJDBCやWebアプリの開発について少し触れているところがあって、こういうところは近代的な言語っぽく実用性をアピールできてよいな、と思いました。CompojureというRubySinatraみたいなフレームワークがあるらしいので、これで何か作ってみようかなと思います。

さて、次はScala本を読まなければ…。