ステップカウンタ 1.17をリリースしました

ステップカウンタ 1.17をリリースしました。

今までのバージョンアップでは対応言語を増やす程度でしたが、今回は大幅に機能を追加しているので、新機能を紹介したいと思います。

ソースの文字コードを指定

カウントするソースの文字コードを指定できるようになりました。コマンドラインの場合は以下のように-encodingオプションで指定できます。

$ java -cp stepcounter.jar tk.stepcounter.Main -format=csv -output=count.txt -encoding=UTF-8
  [ファイル名] [ファイル名] ...(実際には1行で記述)

Antで実行する場合は以下のようにencoding属性文字コードを指定します。どちらの場合も文字コードが指定されなかった場合はプラットフォームのデフォルトエンコーディングを使用します。

<target name="count" depends="init">
  <stepcounter format="csv" output="count.txt" encoding="UTF-8">
    <fileset dir="src">
      <include name="**/*.java"/>
    </fileset>
  </stepcounter>
</target>

Eclipseプラグインの場合はワークスペースの設定を読み込んで自動的に文字コードを決定します。

Excelファイルでの保存

カウント結果をExcelファイルで保存できるようになりました。コマンドラインの場合は-format=excel、Antタスクの場合はformat属性excelを指定します。なお、Excelで出力する場合はlibディレクトリに含まれているJARファイル群(Apache POIとFisshplateの動作に必要)にもクラスパスを通しておく必要があります。
Eclipseプラグインではカウント結果をビューで表示した後、ビューで右クリック-[Excelファイルに保存]でカウント結果をExcelファイルとして保存することができます。

カテゴリ別ステップ数の集計

ソースコードの任意の箇所に

[[カテゴリ名]]

というタグを書いておくと、ステップ数をカテゴリ別に集計することができます。Eclipseプラグインではカテゴリ別のタブで集計結果を確認することができます。

また、ソースコードの任意の箇所に

[[IGNORE]]

というタグを書いておくと、そのファイルはカウント対象外となります。