現場で使えるJavaライブラリ

昨年の10月頃からオープンソースの様々なJavaライブラリの中から定番のライブラリを紹介する本を執筆しています。今は最終校正をしていて、7月の中頃に発売になる予定です。これ以前DBマガジンさんでやらせていただいていた連載(DBマガジンが休刊してしまったので3回で終了してしまいましたが)の企画をベースに書籍化したものです。
開発ツールフレームワークって定番のものがはっきりしてますし、本やWebでもまとまった情報を得やすいと思うのですが、ライブラリってずっとJavaをやってきた人たちにとってはどういうライブラリがあって何が定番なのかを把握できていると思うのですが、これからJavaに触る人にとっては数が多すぎてどれを使えばいいのかわかりにくいのではないかと思います。
この本(というか、ベースになった連載)の企画はそういう場合の手引きとして使ってもらえたら、というところから出発しました。また、ライブラリはフレームワークなどを問わずに使うことができるので、活用していただける範囲も広いのではないかと思いますし、いわゆる定番のライブラリだけでなく、マニアックなものでも特徴的な機能を持つライブラリも紹介していますので、中級〜上級者の方にも参考にしていただける内容になっています。
なお、今回は会社のメンバーと4人で分担して執筆させていただきました。はじめは300〜400ページくらいでさくっと読める本にしたいなぁ、そのほうが書くのも楽だし…などと思っていたのですが、なんのなんの、実際にやってみたらまたも600ページを超える大作になってしまいました。
前述のとおり、品揃えも定番ライブラリからマニアックなものまで豊富に取りそろえていますので、眺めているだけでも「こんなライブラリがあるんだ」と楽しめる内容になっているのではないかと思います。
発売まではもう少し時間がありますが、是非お手にとっていただければと思います。