イマドキのIDE事情 第131回 Adobe製のオープンソースHTMLエディタ「Brackets」を試してみよう

IDE連載の第131回です。今回はAdobeオープンソースで開発しているHTMLエディタ「Brackets」を紹介してみました。

Bracketsはスタンドアロンで動作するディストリビューションで提供されていますが、HTML/JavaScript/HTMLで実装されており、技術的にはいわゆるWeb IDEの1つといってよいと思います。実際のところ、Bracketsは単体で完成されたIDEを目指すというよりも、他のツールに組み込んで利用するコンポーネント的なものを目指して開発されている節があります。
まだ開発も開始されたばかりで機能的には実用レベルには遠い気はしますが、特定のHTML要素に適用されているCSSをその場でインライン編集できるクイック編集機能など、他のIDEにはない便利な機能も見られます。また、開発はgithubで行われているのですが、なかなか活発に開発が行われているようなので今後に期待したいところです。