IDE連載の第138回です。今回はJavaScriptの圧縮・難読化・最適化ツールClosure Compilerを紹介しています。
Closure Compilerというのも若干いまさら感がありますが、Closure Compilerを使用するためのEclipseプラグインを開発されている方を発見したので紹介してみました。Closure Compilerを実行するための実行構成を自分で作成しないといけないなど、Eclipseプラグインとしてはそれほど使いやすいとはいえないものですが、Closure LintやClosure Libraryに対応した補完機能をJSDTに追加する機能などもあり、今後の改善に期待したいところです。
JavaScriptの最適化はClosure LibraryのほかにもJSX（コンパイルすると最適化されたJavaScriptコードが生成される）のようなアプローチのものもありますし、JSXの他にもJavaScriptコードを生成可能な言語は登場してきています。JavaScriptは言語処理系としてももちろんですが、サーバサイドにおけるJVMのようなプラットフォームとしても重要性な位置を占めていくのかもしれません。
