イマドキのIDE事情 第142回 「Github for Windows」でGithubをはじめてみよう!

IDE連載の第142回です。今回はGithubが提供しているWindows用のGit/Githubクライアント「Github for Windows」を紹介してみました。

Github for WindowsはTortoiseGitやEGitなどのように、Gitのすべての操作をGUIでできるようにしたものではなく、Gitの複雑な部分をラップし、状況に応じて最適なUIを提供することで、Githubを利用する上での基本的な作業フローにおいては初心者でも悩まずに操作できるようにしたものです(Githubに最適化されていますが、Github専用というわけではありません)。
そのため、Gitの複雑な操作はGithub for WindowsGUI操作だけではできないこともあるのですが、そのような場合はシェルを開くことができるのでそこでやってね、というスタンスのようです。EGitなどはGitを理解したうえでさらにEGitの仕組みを覚えないと使いこなすことができず正直コマンドラインでGitを使ったほうが簡単なのではないかと思うこともしばしばですが、Github for Windowsは、これはこれでよい割り切りかもしれません。
Githubはこの他にもGithub for MacAndroidアプリも提供しています。Github for MacGithub for Windowsと同じようなもののようです。AndroidアプリはIssueの登録などは可能ですが、どちらかといえばビューアとして利用するためのものです。Githubユーザの方はこれらのクライアントアプリも活用するとよいでしょう。