イマドキのIDE事情 第166回 Firefox OSアプリを簡単に開発できる「AppMaker」とは?

IDE連載の第166回です。今回はMozilla Labsで開発されているAppMakerというオンラインでWebアプリ開発環境を紹介しています。

Firefox OSやTizenはHTML5JavaScriptCSSといった既存のWeb技術をベースとしたモバイル向けのOSで、これらのWeb技術を使用してアプリケーションの開発を行うことができます。AppMakerはこれらのOSで動作するアプリケーションを開発するためのツールとしての利用が想定されています。
実際使ってみると非常に簡単な操作でHTML5ベースのモバイル向けアプリケーションを作成することができるのですが、本格的な開発環境というわけではなく、あくまでアプリケーション開発の裾野を広げるための学習。・教育用途での利用を想定しているのかな?といった印象です。特にコンポーネントがイベントの発生時にブロードキャストするメッセージと、メッセージを受信するコンポーネント側とで色をあわせておくと色の一致したメッセージを受信することができるとい部分はわかりやすくていいな、と思いました。
こういったツールによって、スマートフォン向けのアプリケーションの開発をきっかけにプログラミングに興味を持つ人が増えるといいですね。