GitBucket 2.0をリリースしました

Scalaで実装されたオープンソースGithubクローン、GitBucket 2.0をリリースしました。
https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/tag/2.0

今回はユーザインターフェースの刷新(現在のGithubのデザインへの追従)を行ったため、初のメジャーバージョンアップとなります。このバージョンでの主な新機能および修正点は以下の通りです。

ユーザインターフェースの刷新

現行のGithubのレイアウトに追従しました。GitBucketはもともとGithubの旧デザインにあわせて作っていたのですが、最初のバージョンをリリースする前後にGithubの大幅なデザイン変更が行われてしまい、現在に至るまでそれに追従できていなかったのですが、今回でようやく追従することができました。

…とはいえIssuesなど各機能の中身については反映しきれていないので、そのあたりは今後少しずつ改善していきたいと思います。

AceEditor編集時のプレビュー

AceEditorでブラウザ上でファイルを編集する際にPreviewボタンでプレビュー表示を行うことができるようになりました。Markdownの場合はHTML、それ以外の場合は編集前の内容とのdiffを表示します。


行番号クリックでの範囲選択

ソースビューアで行番号をクリックすることで該当行を選択することができるようになりました。これまでもURLに#L10や#L10-L12のようなハッシュをつけることで選択を行うことはできたのですが、Github同様マウスクリックだけで行えるようになりました。

この他にも細かい改善や多くのバグ修正を行っています。詳細についてはIssueの一覧をご覧ください。次回のリリースは6月末の予定です。レビュー関連の機能も入れたいのですが、そろそろ真面目にプラグインによる拡張機構にも取り組んでいきたいと思っています。