Githubでカンバンが使えるようになるZenHubが素晴らしすぎる

GithubのIssueはワークフロー制御ができない、優先度順でソートできないなど、仕事で使うにはやや機能が貧弱なところです(個人的にはそのシンプルなところがOSSプロジェクトで使うのにはあっていると思いますが)。特にIssueだけを見ているとプロジェクト全体の状況がわかりにくいというのはよく言われるところです。そこで同僚に教えてもらったのがZenHubというサービスです。

日本語の記事もありました。この記事を読めばZenHubがどんなものかは大体わかると思います。
http://blog.isao.co.jp/post/87265630773/github-issue-zenhub

今までもGithubのIssueをカンバン化するツールやサービスはあったのですが、ZenHubが面白いのはChromeエクステンションとして提供することで、あたかもGithubの1機能であるかのようにカンバンを使えるという点です。Issueの並び替えやレーン間の移動などもドラッグ&ドロップで行うことができ、操作性も良好です。また、Issueへのvoteや、任意のファイルの添付(Githubの標準機能では画像しか添付できない)といった機能が追加されます。

課題管理についてはGithubとJIRAやRedMineなどを組み合わせて使う方法も考えられますが、先日のGithub Kaigiではてなの方の発表にあった通り、ソースのレビューやプルリクエストの操作はGithub、チケットはJIRAやRedMine、などのようにツールを使い分けなければならないのは開発者にとっては負担以外のなにものでもありません。日々の作業を1つのツールで済ませられるのは大きなメリットといえるのではないでしょうか。