GitBucket 2.4をリリースしました

(2014年10月6日追記)GitBucket 2.4はWikiでの別ページへのリンクやIssues、Pull requestsのFirefoxでの表示に致命的な不具合があったため、修正版として2.4.1をリリースしました。2.4へのアップデートはこちらをご利用ください。
https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/tag/2.4.1

Scalaで実装されたオープンソースGitHubクローン、GitBucket 2.4をリリースしました。
https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/tag/2.4

今回の主な新機能・修正点は以下の通りです。

IssuesやPull requestのUIを刷新

IssuesやPull requestsがGitHubのUI変更に追従できていなかったのですが、今回のリリースで主立った部分を追従しました。各Issueのタイムライン(コメント欄の)の表示など、細かい部分は次のリリースで対応していく予定です。


サイド・バイ・サイド形式の差分表示に対応

最近GitHubサイド・バイ・サイド形式の差分表示がサポートされましたが、GitBucketでもこれに対応しました。差分表示の画面で従来のマージ形式と新しいサイド・バイ・サイド形式を自由に切り替えることができます。


Markdownでリンクや画像ファイルの相対パスの不具合を解消

これまでGitBucketではMarkdown中でリンクや画像ファイルの指定にリポジトリ内のファイルへの相対パスを指定してもうまく動作しないケースがありましたが、2.4でこれらの不具合を改修しました。
たとえば以下のMarkdownはGitBucket 2.3ではうまく表示されませんが、2.4ではリポジトリ内の画像が正しく表示されます。

![Sample Image](images/sample.png)

プラグインシステムをデフォルトでは無効に変更

プラグインシステムはまだかなり改善が必要だと思っているのですが、現状すぐに対応するリソースがなく、有効になっていても無用な混乱を招くだけの可能性が高いのでいったんデフォルトでは無効にしました。プラグインシステムを有効にしたい場合はJavaVMの起動オプションに-Denable.plugin=trueを付けて起動してください。

この他にもいくつかのバグ修正や改善を行っています。詳細についてはIssueの一覧をご覧ください。