ようやく完結したFunctional Programming in Scala、MEAPのときから少しずつ読んではいたものの時間が経ちすぎて途中で放置していたのですが、改めてざっくりと全体を流し読みしてみました。
Functional Programming in Scala
- 作者: Paul Chiusano,Runar Bjarnason
- 出版社/メーカー: Manning Pubns Co
- 発売日: 2014/09/14
- メディア: ペーパーバック
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著者のPaulさんとRunarさんが関数型プログラミングを勉強していたときに必要だと思った本を書いたとのことで、こういう著者が自分が読みたいと思って書いた本というのは情熱というか、ベクトルがはっきりしているので大抵外れはありません。
この本は関数型プログラミングに必要なライブラリを実際に実装しながらその概念を学んでいきます。言語としてScalaを使ってはいるものの、Scalaならではの機能を駆使しているわけではないので(for内包表記などScalaだからうまくはまっている部分もあるにはありますが)、ある程度のプログラミング経験と関数型プログラミングへの興味があれば、Scalaに関する知識がさほどなくても読み進めることができるのではないかと思います。
ただ、自分はあまり真面目にやっていないのですが、エクササイズが結構難しいようで、きちんとこなそうとすると分量の割にかなり時間がかかってしまうかもしれません。