イマドキのIDE事情 第171回 Github製の次世代テキストエディタAtomをチェック!(3)

諸事情によりだいぶ時間が空いてしまいましたが久々のIDE連載です。今回はAtom特集の最終回ということでパッケージ(プラグイン)の作り方について解説しています。
http://news.mynavi.jp/column/ide/171/

AtomHTML5、CSS3(LESS)、JavaScriptCoffeeScript)で拡張することができるのですが、AtomそのものがChromium上に構築されているため、Developer Toolを使って要素を調べたり、スタイルを書き換えたり、JavaScriptで操作したりすることができます。

また、パッケージの公開もapmコマンドで手軽に行うことができるので、ちょっとした機能が欲しいという場合に自分でさくっと追加することができるという、まさに「Hackable Editor」と呼ぶにふさわしいエディタといえるのではないかと思います。

まだ今年公開されたばかりということもあり、パッケージの数が少なかったり、起動が遅いという欠点はあるものの、最近になってWindows用のインストーラも提供されるようになりましたし、クロスプラットフォームで利用可能なグラフィカルなテキストエディタというカテゴリではかなり有力な選択肢になってきているといえるのではないでしょうか。