JJUG CCC 2015 Fallをスポンサードさせていただきました

先日開催されたJJUG CCC 2015 Fall、弊社は今回もスポンサーという形でサポートさせていただきました。ハンズオンやハッカソンも含めると6トラック&ブースという大規模なイベントとなったようです。

弊社のスポンサーセッションでは新卒二年目の若手エンジニアが自社サービスのJava8への移行プロジェクトの体験談をお話しさせていただきました。

www.slideshare.net

発表には至らない点もあったかと思いますが、要約すると

  • Eclipseプラグインに依存しすぎると将来的に足かせになる可能性がある
  • ライブラリやフレームワーク等のバージョンはこまめに上げる
  • 開発が止まっているものは極力使わない、代替手段を探す

ということかなと思います。どれも当たり前のことではありますが、サービス開発の現場ではこういった作業よりも機能追加や改修が優先されがちです。しかし、こういったことを怠っていると、今回のように不可避なアップグレードが訪れた際に技術的負債が引き起こす問題が噴出することになるという実例でした。

また、自分は使った事はないのですが、最近はJavaでのPDF生成はFlying Saucerというライブラリが便利だそうです。XHTMLをPDFに変換するというもので、Confluenceでも使われているようです。日本語の扱いに問題があるようなのですが、Atlassianさんがパッチをあてたものを使うとよいそうです。

システムの開発・運用は終わりなき技術的負債との戦いでもありますが、今回のセッションの内容が少しでもお役に立ちましたら幸いです。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。