Macにしてからしばらく経ってだいぶ慣れて、普段使っているソフトウェアもある程度固まってきました。メジャーなものばかりですが、自分と同じくMac初心者の方の参考になればと思います。
Chrome
メインのブラウザはChromeにしてます。WindowsでもずっとChromeを使っていたので、慣れの問題も大きいかもしれませんし、不満な点もありますが(タブをたくさん開くとメモリを大量に消費するとか)、なんだかんだでChromeが一番使いやすいかなって気がします。
IntelliJ IDEA
MacでもWindowsと(キーバインド以外は)ほぼ同じように使えます。ターミナルビューでシェルが使える点はWindowsよりも便利になっていますね。逆にIntelliJのキーバインドの違いが唯一にして最大の悩みです。
SourceTree
最強のGitフロントエンド。個人的にGitを使う上では(特に複雑なブランチ操作を行う場合は)もはや必須のツールと化しています。Windows版とはちょっとだけインターフェースが異なるので、Windowsと行き来してるとごく稀に戸惑うことがありますが、大した問題ではありません。
Atom
Markdownやちょっとしたコードを書く場合に使っています。Markdownエディタとしては優秀で、あとは見出しのツリー表示ができれば文句なし。プラグインで拡張可能ですが、今のところプラグインはそれほど充実してるとは言い難いです。でもJavaScriptという身近な言語で拡張できるのはいいと思います。ちょっとした機能を自分で作ってみようという気になります。
日本語の折り返しが微妙だったりという難点はありますが、それよりもむしろテキストエディタのくせに起動が異常に遅いのが最大のネックです。
CotEditor
Atomは起動が重いのでちょっとしたメモを取ったりするときはCotEditorを使っています。軽いし、国産なだけあって日本語の扱いも問題ありません。超高性能なメモ帳という感じの使い方しかしていませんが、それでも充分に使いやすいです。
Dropbox
オンラインストレージは他にGoogleDriveやMicrosoftのOneDriveも一応アカウントは持っていますがメインで使っているのはやはりDropboxです。無料で使える容量が少ないかなーという気はしますが、そもそもそんなに大量のファイルを置きませんし、使い勝手・同期速度ともに文句なしです。
ただ、少し前からAndroidアプリでPDFなどを自前でプレビューする機能が追加されましたが、これは若干余計なお世話感がありますね。Macとは関係ありませんが…。
ちなみにGoogleDriveはGoogleDocs、OneDriveはOffice Online専用という感じで使っています。
XtraFinder
Mac標準のFinderを強化するツールで、Chromeのようなタブがつきます。WindowsでもCloverというエクスプローラーをタブ化するツールを使っていたのですが、それと同じような感じです。ちょっと動作がもっさりしているかなという感じはしますがなかなか便利なツールです。
Pixelmater
レタッチソフトで買い切りで良さそうなものを探したところ、これが値段も安く評判がよさそうだったのでAppStoreで購入してみました。今のところ写真やアイコンのリサイズくらいにしか使ってないのであまり使いこなせてないですね。
iDraw
WindowsではInkscapeを使っていて、Macでも使えるのでそれでもよかったんですが、せっかくなのでMacネイティブのツールを使ってみようということでAppStoreで購入しました。こちらはアイコンやロゴの作成に活用しています。ただ、WindowsでInkscapeを使っていたときと比べるとちょっと動作が重いかな、という感じがします。
Office for Mac
MacにしたんだからExcelとかパワポなんてもう使わないぜ!と決意したものの、事務処理からプレゼンやら、やはりMS Officeは便利だねということで耐えきれず購入してしまいました。keynoteは使いやすいんだけど、パワポはドローツールとして使っている側面があってこの部分は換え難いなと思いました。
ExcelはWindowsだと1ページに収まっていた物が2ページになってしまったりとなかなかそのままではいかないようです。パワポは割と大丈夫な感じです。
上ではあげていませんが、標準のプレビューも便利ですね。画像ファイルやPDFを参照したりするのに使っていますが、画像のリサイズやトリミングなど簡単な加工もできるみたいです。
Macでは有償のソフトウェアが多いというイメージだったのですが、こと開発に必要なものに関してはフリーソフトやオープンソースのものでも充分にカバーできますし、有償のものでもクオリティと比較すると充分に納得感のある価格で提供されているという印象です。なんでもかんでも無償で使えるというのは利用者としては有り難いことですが、開発者のモチベーションとしては厳しい部分もありますし、かといって広告ばかりのソフトも使っていて気持ちのよいものではありません。優れたソフトウェアに適切な対価を支払うというエコシステムが維持されるといいなと思います。
まあ、まだまだMac初心者なので、今後も使いやすい環境を模索していきたいと思います。