Scalaで実装されたオープンソースのGitサーバ、GitBucket 4.6をリリースしました。
https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/tag/4.6
リポジトリのフォークを禁止するオプション
リポジトリの設定でフォークを禁止できるようになりました。
WikiページにHistoryボタンを追加
これまでHistoryボタンはWikiページの編集画面にしか表示されていませんでしたが、参照画面にも表示されるようになりました。
Gitリポジトリのリダイレクト
JenkinsなどGitHub前提の外部ツールとの連携をやりやすくするためにGitHub風URLでのGitリポジトリへのHTTPアクセスをリダイレクトするようになりました。
http://localhost:8080/user1/gitbucket.git
上記のURLは以下にリダイレクトされます。
http://localhost:8080/git/user1/gitbucket.git
Get-Content APIの改善
Get-Content APIはこれまでディレクトリしかサポートされていませんでしたが、ファイルにも対応しました。
- API呼び出し:
$ curl http://localhost:8080/api/v3/repos/user1/gitbucket/contents/project/build.properties
- レスポンス
{ "type":"file", "name":"build.properties", "content":"c2J0LnZlcnNpb249MC4xMy4xMgo=", "encoding":"base64" }
また、カスタムメディアタイプもサポートしています。リクエスト時にAccept
ヘッダを指定することでレスポンスのデータ型を選択することができます。Accept
ヘッダが指定されていない場合はBase64エンコードされたコンテンツを含むJSONを返します。
- 生データを要求する場合:
$ curl http://localhost:8080/api/v3/repos/user1/gitbucket/contents/project/build.properties \ -H "Accept: application/vnd.github.v3.raw"
- HTMLを要求する場合:
$ curl http://localhost:8080/api/v3/repos/user1/gitbucket/contents/project/build.properties \ -H "Accept: application/vnd.github.v3.html"
グループのメンバー一覧で管理者を表示
グループのMembersタブのメンバー一覧で、誰がグループの管理者かわかるよう管理者にはマークを表示するようにしました。