JJUG CCC 2016 FallでGitBucketの話をしてきました

以前ScalaMatsuriでGitBucketについてお話しさせていただいたことはあるのですが、用途を考えると受託開発の現場で使われているケースが多いはずで、JavaコミュニティのほうがGitBucketのユーザ層に近い方が多いのでは…と思ったこともありJJUG CCCのCfPに応募してみたところ無事採択いただきました。

発表に使用したスライドは以下になります(公開用に少し編集してあります)。

www.slideshare.net

今回はGitBucketの紹介に加えて、OSSには継続性が大切だけど、個人レベルの活動だと限界があるのでコミュニティやエコシステムを作ることが必要で、そのためにはどうすべきなのか?ということをお話ししたかったのですが、いろいろと思うところがありすぎてまとまりのない話になってしまったかもしれません。

自分自身、今の会社の業務ではGitHubを使えているのでなかなかGitBucketの開発を継続するモチベーションが難しい部分もあるのですが、そこは今日お話しさせていただいたように個人で頑張るだけではなく、持続可能なコミュニティとエコシステムを作る方向に持っていくことができればと思います。

セッション後にGitBucketステッカー配布させていただいたのですが、だいぶ消費しました。会場がガラガラだったらどうしようと思っていたのですが、多くの方に参加していただきありがとうございました。

セッションの最後にもお話しさせていただいた通り、私自身もGitHubが使えるのであればそちらを使ったほうが間違いなくよいと思っています。しかし諸事情によりGitHubが使えないという場合はまずGitBucketでコストをかけずにGitを導入し、GitHubへの移行の足がかりにしていただくのもよいかもしれません。そのような形であっても開発現場の皆様のお役に立てれば幸いです。

ちなみにTISさんではかなり大規模にGitBucketをご利用いただいているようです。

もちろんGitBucketの開発にご協力いただけるのが一番嬉しいのですが、独自プラグインの開発、バグレポートや機能追加の要望などのフィードバック、ユーザサポートのヘルプなどなんでも構いませんので可能な範囲でサポートいただけるとありがたいです。よろしくお願いしますw