CSVをMarkdownのテーブルに変換するVSCode拡張を作ってみた

昔Atom用に作ったものを移植しただけですが、こんな感じでCSVテキストを範囲選択してコマンドパレットから「Convert CSV to Markdown table」を選択すると適当にフォーマットしてMarkdownテーブル記法に変換します。

https://raw.githubusercontent.com/takezoe/vscode-csv-markdown/master/csv_to_markdown.gif

GitHubリポジトリはこちら。

github.com

VSCodeのMarketplaceからもインストールできるようにしてあります。

marketplace.visualstudio.com

VSCode拡張の作成方法については公式のドキュメントにまとまっています。Yeomanでプロジェクトの雛形を生成し、vsceコマンドでパッケージの作成や公開を行うという感じです。

code.visualstudio.com

パッケージの公開のところが少し面倒で、マイクロソフトアカウントでAzure DevOpsにサインインしてアクセストークンを作成する必要があります。また、ドキュメントではvsce create-publisherコマンドでpublisherを作成するとなっているのですが、このサブコマンドはすでに非推奨になっているようで、Marketplaceの管理画面から作成する必要がありました。ここまで準備しておけばvsce publishでMarketplaceに公開できます。

また、vsce packageでvsixパッケージを作成し、拡張マネージャのプルダウンメニューから「Install from VSIX」を選択することでこのパッケージをオフラインでインストールすることもできます。

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Atomでは標準の拡張開発言語がCoffeeScriptでしたが、VSCodeではTypeScriptが使われているので開発もやりやすいのではないかと思いますし、ちょっとした拡張がサクッと作れるようになるとなにかと便利なので色々と研究していきたいと思います。