2017年の出版で日本語訳も出ているので今更感ありますが、近隣の書店で売っていたので英語の読書ネタにちょうどいいかと思い読んでいました。途中で別の積読を崩したりしていたので、読み切るのになんだかんだ2ヶ月くらいかかってしまいました。
ベストセラーなだけあって面白く、最後まで飽きずに読み切ることができました。Big Techに対して批判的なスタンスで書かれており、印象に残ったのは以下のような点です。
- AmazonとAppleのビジネスに関する分析
- Googleの分析ではGoogleの話そっちのけで自分がボードを務めていたNewYork Timesでの失敗談w
- とにかくFacebookが嫌いらしい
- 将来の予測という点では外してたりいまだに現実になっていない部分もあるけど、パンデミックなど予測不能なこともあるので仕方ない
- 今後のキャリアアドバイスについては現実的で普通のことしか書かれていない
- Big Techの社会・経済への悪影響についてかなり強く懸念を表明している
出版から4年経っているので半分答え合わせのような部分もあり、リアルタイムで読むのとはまた違った面白さがあったかなと思います。難点としてはペーパーバックで読んだのですが、字が小さすぎて読むのが辛かったですw