GitBucket 4.39.0をリリースしました

Scalaで実装されたオープンソースのGitサーバ、GitBucket 4.39.0をリリースしました。

https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/tag/4.39.0

カスタムフィールドでenum型をサポート

イシュー、プルリクエストのカスタムフィールドで複数の選択肢から値を選択可能なenum型をサポートしました。

カンマ区切りで選択肢を登録しておくとイシュー、プルリクエストの作成、編集時にプルダウンリストから値を選択できます。

巨大なdiffはデフォルトでは非表示に

差分が巨大な場合、画面表示に時間がかかるという問題を解消するため、1000行以上の差分があるファイルはデフォルトではdiffを表示しないようにしました。必要に応じてShow diffリンクをクリックすることでdiffを表示できます。

複数台構成で動作させるためのオプションを追加

GitBucketを複数台構成で動作させる場合に必要な以下のオプションを実験的に追加しました。

  • --disable_news_feed
  • --disable_cache

詳細については以下の記事も参照してください。

takezoe.hatenablog.com

ただし、これらのオプションは実験的なものであり、GitBucketが正式に複数台構成での動作をサポートしたわけではないという点にご注意ください。

今回のバージョンではこの他にもWeb APIを中心に様々なバグフィックスを行っています。詳細についてはIssueの一覧をご覧ください。